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唱元  人を動かすには

2008-03-30 | 無能唱元・唯心円成会
 人を動かすには
 坂本竜馬が脱藩してまもなくのこと、当時、京都に集まった浪士たちは、連夜酒を任では「攘夷」だの「倒幕」だのとけんけんごうごうの議論に明け暮れていました。
そんなとき、竜馬だけは、その論に加わらず、ひとり黙々と酒を飲んでいました。
 そこである者が「貴公は、なぜ論に加わらぬ」と問うたところ、竜馬はひと言「論で人は動かぬ」と言いました。「ではなんで動く」と彼は聞くと竜馬はずばりひと言「利で動く」と答えたのです。
 人間は、事の良し悪しで動くのではない、損得で動くというのです。ここが正論をもってだけで人を動かそうと考えていた浪士たちと、竜馬の違うところです。それだけ「人間」を見通していた竜馬だからこそ「薩長連合」「大政奉還」という二大事業を成し遂げたられたのではないでしょうか。

 支配者は、冷ややかともいえるほど、人間の合理性を信じるものです。
 ナポレオンは、その絶頂期、群集から歓呼の声をもって「皇帝陸下万歳」と迎えられました、その側近が「このように群集が陸下をたたえています」とへつらうと、ナポレオンはニコリともせず「いま、おれの勢いのある間は歓呼の声だろう、しかし、いったん勢いを失えば、これは、皇帝を殺せという声になる」と言いました。

 徳川家康は、常に誠実な人でした、しかし彼は誠実を「演出」していたのです。
 関ヶ原では、秀吉の腹心で東軍についた武将たちに、自分の旧臣より多くの恩賞を与えています。
 彼は立派な人間だから、また、家臣を信じていたから、誠実だったわけではありません。
 これらのエピソードが示しているのは、成功者の真実を見通す眼についてです。

 つまりそれは、眼前の事実に惑わされない心眼のことを意味します。

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理屈を超えた富があります。それは 自分の思考が引き寄せた 富です。
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<成功者の真実を見通す眼についてです
<眼前の事実に惑わされない心眼のことを

心の眼・・目の前に過ぎ去る出来事・映像は・・誠か嘘か、得か損か・・此れを読取れる・・こころを養うには・・六感とか・・直感とか・・養うには・・む・・

 最近風林火山を観て・・各お山の大将・親方様・・領土争い・・人間の器・懐の大きさを感じさせ・・戦国武将の人間模様から・・ひとの・・違いが