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.序夜 ≪ラインの黄金≫ ・ワルキューレ・・

2006-01-21 | ・メータ ・ゲルギエフ ・飯守
第1サイクル・・
 装置、歌手陣の動き等、演奏会形式のオペラの印象で、
大きな像が・・何の意味が??疑問符・・
 ゲルギエフ・・統制力に長、音楽的には 最初ふっくらした丘の起伏が、
その丘を越え違った景色が見え、また中規模の山に、辿り着き・・又大きな山波が
縦糸が明確に奏でていたと思う・・リングを巡る・・地底から・・欲の塊の兄弟にリングを・・聴いていて・・人間の性、卑しい心が感じられ、人間心理が・・

           上野・文化会館 4F L1-5 2万1千円・妥当な額
2006年1月11日(水)7:00p.m.~9:40 p.m.
 序夜 ≪ラインの黄金≫全 1 幕
演出構想・演出監督・指揮 : ワレリー・ゲルギエフ
演出構想・舞台美術 : ゲオルギー・ツィーピン
衣裳 : タチアーナ・ノギノーワ   照明 : グレブ・フィリシチンスキー
美術 : ヨゼフ・ユスーポフ     舞台指導 : スティーヴン・テイラー

登場人物
<神々たち> ヴォータン (主神) : エフゲニー・ニキーチン
ドンナー (雷神) : アンドレイ・スペホフ
フロー (陽光の神) : アレクサンドル・ティムチェンコ
ローゲ (火の神) : ヴァシリー・ゴルシュコフ
<ニーベルング族> アルベリヒ
(ニーベルング族の長) : ヴィクター・チェルノモルツェフ
ミーメ(アルベリヒの弟) : ニコライ・ガシーエフ
<巨人族> ファーゾルト (巨人) : ワディム・クラーヴェツ
ファーフナー (ファーゾルトの弟) : ミハイル・ペトレンコ
<女神たち> フリッカ
(婚姻の女神/ヴォータンの正妻) : スヴェトラーナ・ヴォルコワ
フライア (美と青春の女神) : ジャンナ・ドンブロフスカヤ
エルダ (智の女神) : ズラータ・ブルィチェワ
<ラインの乙女たち> ヴォークリンデ : マルガリータ・アラヴェルディアン
ヴェルグンデ : イリーナ・ワシーリエワ
フロースヒルデ : ナデージダ・セルデューク
子どもたち : バレエ シャンブルウェスト
(芸術監督:今村博明,川口ゆり子)

ワルキューレ
 確か、妹であり、妻にくだりが・・
歌手陣は粒揃いで 平均的な歌唱?
演技が無い、舞台装置も複雑でない分、歌唱とオケ力に耳が集中して聴ける事が
良いかな・・一幕に盛り上がりが無い、所沢の一幕、オケ力、燃え上がるような
音楽の高揚感がなく・・出会い?と眠りの 展開が・・
特に弦群に眠りのままで・・三幕へ・・
 ヴォータン、が最近観たオランダ人と重なり合う印象を受け、面白い・・
総じて歌手人はバス、バリトンが良かった・・

第一夜 ≪ワルキューレ≫全 3 幕 4FR1-33 21千円 妥当な額
演出構想・演出監督・指揮 : ワレリー・ゲルギエフ
演出構想・舞台美術 : ゲオルギー・ツィーピン
衣裳 : タチアーナ・ノギノーワ  照明 : グレブ・フィリシチンスキー
美術 : ヨゼフ・ユスーポフ    舞台指導 : スティーヴン・テイラー

登場人物
ジークムント (ヴェルズング族) : オレグ・バラショフ ○
フンディング (人間) : ゲンナジー・ベズズベンコフ
ヴォータン (主神) : ミハイル・キート ○
ジークリンデ (ヴェルズング族) : ムラダ・フドレイ○
ブリュンヒルデ
(ヴォータンと智の女神エルダの娘) : オリガ・サヴォーワ◎
フリッカ
(婚姻の女神/ヴォータンの正妻) : ラリーサ・ジャチコワ
<ワルキューレたち> ゲルヒルデ : リヤ・シェフツォーワ
オルトリンデ : リュドミラ・カッシェンコ
ヴァルトラウテ : ナデージダ・セルデューク
シュヴェルトライテ : リュドミラ・カヌンニコワ
ヘルムヴィーゲ : タチアーナ・クラフツォーワ
ジークルーネ : ナデージダ・ワシーリエワ
グルムゲルデ : アンナ・キナーゼ
ロスヴァイゼ : エレーナ・ヴィトマン

ゲルギエフ指揮 マリンスキー劇場 リングの

2006-01-17 | ・メータ ・ゲルギエフ ・飯守
 今回のリングを観て、聴衆が2千名いれば、2千の違った印象、評価は千差万別・・・
此れで良いと思います・・日本での公演はバレンボイム・ベルリン国立を観ていますが
装置、演出等 対照的なリングであった・・歌手陣の個々の歌唱力の差は・・
 最終的には好みかな・・・新国立のも・・
私の印象はジークフリートと神々の黄昏 でやっと報われたかな
 皆様も、良い所、悪い所があるのが生オペラ・・楽しんで下さい。

♪♪・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・♪♪♪
 小澤氏も70歳代ですね、早い復帰を3月に復帰予定?・・

   三月の東京・オテロがリッカルド・ムーティが指揮・・初夢でした

小沢征爾氏(70)は、モーツァルト生誕250年を記念した歌劇「イドメネオ」公演の指揮を病気を理由に降板することになった。

評論↓リングの
リングの

ゲルギエフ指揮 マリンスキー劇場・・聴いてきました

2006-01-10 | ・メータ ・ゲルギエフ ・飯守

    9日 所沢・ミューズ アークホール 2FB2-18 7千円 安い
 初めて所沢ミューズ・アークホールへ 自宅から約2時間 チョットした遠足でした
航空公園駅前・・官庁、高層住宅群が・・広い公園もあり、空気が美味しく、環境が良いですね

 さてホールは中規模のわりに弦が響かない?P席で舞台の上は反射板が無いせい?
来日して間もなく、時差ぼけ?・・前半はアンサンブルの悪さが、木管のブラス力が目立ち、コントラバスの音だけで弦群の音色が沈む感じ?・・飯守さん のが 良いとか・・集中して聞けず・・

 ところが、ワルキューレが ある、場面から俄然 雄弁な響きが・・
ゲルギエフの指揮振りが・・熱を帯び・・求心力が・・
 歌手陣も、想定内?外の ヤヤ小粒感、声量不足を、感じるかも?・・
本番に期待を感じさせる ゲネプロと思えば最高と??

私の過去のリングではバレンボイム・ベルリン国立歌劇場、日本公演を観て
いるのですが・・同等の感触があり、相当期待できそう?
 明日11日より リングが始まるので・・

指揮/ワレリー・ゲルギエフ
曲目/ワーグナー :楽劇『ラインの黄金』より「ワルハラ城への神々の入場」
        ・ワルキューレより
        :楽劇『ジークフリート』より「森のささやき」

楽劇『ワルキューレ』 (第1幕・演奏会形式)           
出演/ジークムント(T):アレクセイ・ステブリャンコ
    ジークリンデ(S):ムラーダ・フドレイ
    フンディング(B):ゲンナジー・ベズズベンコフ

大野和士・指揮 新日フィル  聴きました

2006-01-09 | 大野和士・パーヴォ・・パッパーノ

今年最初は、大野指揮で秋のモネ劇場以来でした・・
大野・新日コンビも毎年一月のみですね・・
今年は7月に東フィルを指揮予定ですね 此れも楽しみが・・

新年最初に、タコさん 暗い、躁鬱感、凄い音の塊に成って 
行き場のない、奥深くから、絶望?、希望?、感情の叫びが・・
音楽創造を叩きつける・・

 今回3曲とも、初聴きでした・・
江村哲二・・作曲とは聴くということ それ以外の何でもない
このことを教えてくれたのは武満さんであった 自分の内なるところから湧き上がる音の響きにじっと耳を傾けること それが作曲である 
しかし その響きは あたかも地平線の上に在るが如く それを手にしようと追いかけても 決してそれを実体として掴むことはできない その響きは 私が私であるという証でもあり自分という体験でしか語ることのできない クオリア である
    クオリア・・我々が意識に中で感じる 質感 を意味する

 音波動の印象は・・涌き出る清水・・気泡が、不規則にブクブクと、そして紋様が輪になり、変形し形あるものから、果てしない 広がり・・時に雅楽の響き?

ピアノ協奏曲第1番ハ短調op.35 ・・
此れが面白い、弦パートにピアノと何とトランペットのみ、発想が・・
ピアノとトランペットの掛け合い?同じ主題の繋がり、変奏 変化、弦群の嘆き?
不安な響きのトランペット と ピアノの旋律・・この音楽は何処へ・・
ピアノ:シモン・トルプチェスキ・・79年 マケドニア共和国生まれ
     若干27歳容姿、演奏から、既に完成、熟成された演奏の印象が・・

交響曲第4番ハ短調op.43
一楽章から、怒涛の音波動が、音塊で、タコさんの音楽世界が、この作曲者の精神構造、音楽創造は、特異な才能があるのでしょう、特に、パーカッション、ピッコロ、ファゴットの楽器の使い方が上手いし特徴有る旋律が楽しめる、

高音旋律のピッコロと心の靄、鬱感を奏でるファゴットの旋律の対話が面白い・・

3楽章が静かに終る旋律に、絶望より明日の活きる力、希望、夢を託すような・・

木管奏者に一段と上手さが感じられた・・ファゴット河村嬢 フルート荒川氏 
                   オーボエ古部氏 
                   ティンパニ 川瀬・近藤氏
                   良い演奏を聴かせた

06年1月7日 新日フィル       3F5-25・4500円妥当な額
江村哲二作曲
『~武満徹の追憶に~<地平線のクオリア>オーケストラのための(2005)』
(世界初演)
 ショスタコーヴィチ作曲
  ピアノ協奏曲第1番ハ短調op.35
 ショスタコーヴィチ作曲
  交響曲第4番ハ短調op.43
指揮:大野和士   ピアノ:シモン・トルプチェスキ

今年の聴き始めは・・大野・新日フィルから・・

2006-01-06 | 大野和士・パーヴォ・・パッパーノ
皆様 明けまして おめでとうございます
   今年も宜しくお願い申し上げます

皆様も 今年も良い音楽と出会いがあります様に

今年はモーツァルトの曲が多く演奏される様ですね
 私はショスタコーヴィチにワーグナーで今年の、聴き始めです・・
 氣力も体力も必要なリングが 楽しみです。

皆様も、良い演奏会、オペラに巡り会いますように

06年1月7日 指揮・大野和士 新日フィル
江村哲二作曲
『~武満徹の追憶に~<地平線のクオリア>オーケストラのための(2005)』
(世界初演)
ショスタコーヴィチ作曲
ピアノ協奏曲第1番ハ短調op.35

ショスタコーヴィチ作曲
交響曲第4番ハ短調op.43

指揮:大野和士
ピアノ:シモン・トルプチェスキ

9日 所沢
ワレリー・ゲルギエフ
指揮/ワレリー・ゲルギエフ
曲目/ワーグナー:楽劇『ワルキューレ』 (第1幕・演奏会形式)
           :楽劇『ラインの黄金』より「ワルハラ城への神々の
            入場」
           :楽劇『ジークフリート』より「森のささやき」
           :楽劇『神々の黄昏』より「ジークフリートのラインへ
            の旅立ち」
出演/ジークムント(T):アレクセイ・ステブリャンコ
    ジークリンデ(S):ムラーダ・フドレイ
    フンディング(B):ゲンナジー・ベズズベンコフ

<第1チクルス>
「ラインの黄金」 東京文化会館 1月11日(水) 午後7時00分
「ワルキューレ」 東京文化会館 1月12日(木) 午後4時00分
「ジークフリート」 東京文化会館 1月14日(土) 午後3時00分
「神々の黄昏」 東京文化会館 1月16日(月) 午後3時00分
  スタッフ
演出構想:ワレリー・ゲルギエフ&ゲオルギー・ツィーピン
Production Cocept Valery Gergiev&George Tsypin
演出監督&指揮:ワレリー・ゲルギエフ
Production Supervisor,Conductor:Valery Gergiev
舞台美術:ゲオルギー・ツィーピン
Production Designer: George Tsypin
演出:ユリア・ペヴズネル/
   ウラディーミル・ミルゾエフ

Director:Julia Pevzner/Vladimir Mirzoev
衣装デザイン:タチアーナ・ノギノーワ
Costume Designer:Tatiana Noginova
照明デザイン:グレブ・フィリシチンスキー
Lighting Designer:Gleb Filshtinsky
美術:ヨゼフ・ユスーポフ
Designer:Joseph Yuspov
歌唱言語指導:リヒャルト・トリンボルン
Vocal,language preparation and consulting:Richard Trimborn

26日渋谷・文化村
ムソルグルキー:歌劇 ≪ホヴァーンシチナ≫ より 前奏曲「モスクワ川の夜明け」
Musorgsky : “Dawn on the Moscow River” from KHOVANTCHINA

ムソルグルキー:組曲 ≪展覧会の絵≫
Musorgsky : “Pictures at an Exhibition”

チャイコフスキー:交響曲第5番
Tchaikovsky : Symphony No.5 in e minor op.64
27日 川崎・ミューザ川崎
チャイコフスキー:バレエ「くるみ割り人形」より、ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調「革命」

29日 新国立・オペラ
魔笛
W.A.Mozart : Die Zauberflöte
モーツァルト/全2幕【ドイツ語上演/字幕付】

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スタッフ
作  曲  : ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト  
台  本  : エマヌエル・シカネーダー 
指  揮  : 服部 譲二
演  出  : ミヒャエル・ハンペ
美術・衣裳 : ヘニング・フォン・ギールケ
照  明  : 高沢 立生 
再演演出 : 田尾下 哲
舞台監督 : 大仁田 雅彦

合唱指揮 : 三澤 洋史   合  唱: 新国立劇場合唱団
管 弦 楽  : 東京交響楽団

キャスト
ザラストロ:アルフレッド・ライター  タミーノ:ライナー・トロースト
弁  者    : 長谷川 顯    僧  侶: 加茂下 稔
夜の女王   : 佐藤 美枝子    パミーナ: 砂川 涼子
侍女I      : 田中 三佐代
侍女II     : 加納 悦子    侍女III: 渡辺 敦子
童子I      : 直野 容子
童子II     : 金子 寿栄   童子III: 背戸 裕子
パパゲーナ  : 諸井サチヨ
パパゲーノ  : アントン・シャリンガー  モノスタトス: 高橋 淳
武士I      : 成田 勝美    武士II: 大澤 建

<a href="http://www.nhk.or.jp/bsclassic/special/wp-neujahr_2006.html">ウィーンフィルニューイヤー演目