orityan日記。

ヤプログさんが閉鎖のため
引っ越してきました。
何ということもない徒然ブログです。

北山之辺の道その③

2006-03-28 21:12:11 | インポート
 

 

 さて、正暦寺に着いたものの、人の気配はほとんどなし。
 
 ここは本堂(?)から見るお庭の紅葉が有名。
 3年ほど前の秋に来たときは、
 友人が予約しておいてくれて食事ができた・・。
 予約!?  食事できるのは予約の人だけと書いてある・・。
 えー、せめて門前に茶店は、うどん屋は ないのかよおお!!

 チョーマイナーなハイキングコースの中のチョーメジャーな寺は
 あちこちに禁止事項がベタベタと貼ってあって、
 あわれな子羊に食事も与えず、いばっているのであった。

 わてはそそくさと、食べ物を求め 出発したのだった。
  
 




 円照寺も某天皇の墓も通り過ぎ、やっと白毫寺に着いた時は
 それでも、もともとここの椿を見るのが目的であったため、
 腹が減っっている事をしばし忘れ、
 この寺めぐりハイキングコースで初めての拝観料を払って、
 ほとけさんや五色椿を見たのであった。





              椿 きれいやった。




 その後、道を訊くたびに
 「え、帯解から歩いてきたん・・?」とか
 「そこの市内巡回バスに乗るとすぐです。」とか
 明快な回答を得られないままに歩き続け、
 やっとこさ午後5時半ころ
 見覚えのある興福寺の五重塔が見える
 いわゆる「ならまち」にたどり着いた。
 
 帯解を出発して、かれこれ7時間ちかく歩きどおしでした。
 ここは、北アルプスかい!!

 「めし、めし」「ぐはん、ぐはん」
 
 悲惨な事に、その日わては町内会の寄合のため
 午後7時には、大阪の家に着いていなければならないのでありんした。
 ぐはん食べたらすぐ出発して JR奈良までさらに歩き、
 6時には電車に乗らな絶体絶命なのでありんした。

 それゆえ、
 悲惨な 北山之辺の道ウォーキングの旅の終焉は
 全然、おしゃれでも「古都!!」でもない食堂の
 「オ、オムライス すぐできますか!?   お、おおもり!」
 なのでありんした。 涙。   完。




             白毫寺の ねこやん。
             「帰ったらだめだにゃーん。」