2012.11.18
京都国立近代美術館へ行ってきました。
大学で勉強していた頃、山口華楊さんの絵を見るように勧めていただきました。
なかなか、そのチャンスにめぐり会えず、日本画全集をみては構図の素晴らしさに憧れていたのですが・・・・
とうとう、実物を目にする時がきました。
やはり、写真では伝わらない色の深みや画面から漂う空気感は圧巻です。
見覚えのある絵と次々ご対面~~
至福のひと時でした。
その後、高島屋京都店の画廊で稗田一穂展を鑑賞してから、
3箇所目の展覧会場、寺町の蔵丘洞画廊へ。
11/17~12/1 来野あぢさ先生の個展開催中です。
私の大好きな先生の絵はいつもながらマチエールの素晴らしさに惹かれます。
気さくなお人柄で楽しくおしゃべりさせていただきました。
写生する時は細部まで観察してしっかり書き留めるよう心掛けているのですが・・・
つい、本画のときまで、それを引きずってしまいます。
足し算ばかりではバランスが悪いですよね。
引き算の難しさを実感しているこの頃です。
削ぎ落とすことの大切さを教えられた展覧会でした。