ミコの絵日記

日本画を描いています。
生涯の楽しみとして描き続けたい、、、
シニア主婦の備忘録です

野葡萄…額に入れました

2014-10-30 | 絵画制作


555X320(変型) 「杜の宝石」 2014

朝の里山での木漏れ日の中に出会った自然の美しさに魅了されて描きました。

お友達に頂いた額に収めると…
ウン‼︎ぴったり‼︎✌️🙆Kちゃんありがとう♪
しっくりハマったようにおもいます。

えへへ…自画自賛❗️

衣替えして再挑戦

2014-10-29 | 展覧会
拙作でも一生懸命描いているので公募で選外となり御蔵入りは残念に思います。
なので…

昨年度春の県美術協会展にピンクの葉っぱの「芥子」を展示させて頂きました。此方は審査がありませんので並べて頂けます♪

広い会場と、洋画作品の中という環境では
「存在感が無いなぁー」と反省。
気を取り直し、手直しすることにしました。
ピンクの葉っぱは日陰の身を意識して現実逃避の表現を…しかし

気持ちを百八十度転換しましょう!

葉っぱを青色に衣替えです。
茎の流れを感じられるように強調しました。力強い生命力を表わします。
嫌われても廃除されても生きている植物だから…


P50 「生きる」 (部分)

今年の県展鑑審査は「ピンクの芥子」の市展応募時と同じ先生方がおられます。あえて、もう一度審査をお願いしたくて再挑戦することにしました。

題名も「幻」から生々しく「生きる」と改め、しつこく応募しました(笑)

ほとんどの参加作品が絵の具盛り上げの洋画風の中では、私の絵は異質です。「あなたの絵は日本画の概念にとらわれている」と評された事がありました。
展覧会の傾向を知るべきとも。

またダメかもしれませんが、
諦めず
自分を見失なわず
努力を重ねていればいつの日か認めていただける日があるかもしれないし…

入落に関わらず結果が出たら全体をUPしますね。



先日、テレビの日曜美術館で菱田春草展を観ました。
実物を見られないのが残念です。

野葡萄…⑧そろそろ完成⁈

2014-10-28 | 絵画制作
全体に色を載せて落ち着ちつかせようとしたら絵の具が泣いた(流れた)トホホ…(涙)
膠が弱かったみたい。
やはり新鮮なものを使わなければいけませんね。
だいぶ戻って修復しなければ…

そして、こんな感じになりました。



重ね塗りしたことでケバケバしい実の色は馴染んだかも。

これ以上触ると汚くなるので筆を置こうと思います。

鉛筆念紙を作ってから 12日目。
超特急での出来上がり!

工芸的、装飾的な仕上げを目指したので…

こんなもんでイイのかな❓
描き込み足りない❓

迷いは残るけれど
薄塗りの実験だから、まぁーイイとしよう♪


野葡萄…⑤骨描き

2014-10-23 | 絵画制作

初心に返って墨で骨描きしました。



墨と胡粉で調子を付けたところ(部分)です。

最近の日本画は没骨法で骨描きが見えない仕上がりが主流ですが、今回は鉄線描を残す(鉤勒法)を考えていますので、かなり神経を集中しての作業でした。

とは言うものの彩色しているうちに、線が消えてしまうかもしれません。
薄塗りは修正が効かないので、失敗がゆるされないのです。

なかなか思う様にはならなくて、
いつの間にか初めの計画から掛け離れてしまいます。
そんなこんなで結局、
いつも実験と試行錯誤の繰り返しです。

初志貫徹と行きたいものです。



没骨法(もっこつほう)は、東洋画の画法のひとつ。輪郭を描かず、初めから画面に形と色を同時にあらわすという技法。輪郭線を残す鉤勒法とともに東洋画の二大技法のひとつ。

主に花鳥画で行われ、中国の徐熙(中国語版)、徐崇嗣などの系統を受ける徐氏体の手法とされる。

日本画では俵屋宗達が、たらし込みの手法とともに使用した。(WIKIより引用)



鉄線描(てっせんびょう)は、鉄の針金のような線という意味で、肥痩のない一定の太さの硬い線です。日本画の線描の中でも代表的な線です。

日本画において「線」は、絵画の骨格であり重要な要素です。西洋画の陰影での表現に対して、日本画では対象の形を示す輪郭線による表現が主体です。毛筆で描く線は、太い、細い、長い、短い、鋭い、柔らかい、早い、遅い、かすれ、滲み、さまざまな表情が生まれます。
鉄線描は、彩色する前の骨描きによく用いられます。使用する筆は、穂先が利く削用筆(さくようふで)などの線描筆が適しています。筆に墨や絵具を含ませて、絵皿の縁で穂先を少ししごいて整えます。かすれがなく、ゆっくり一定の速度、一様な巾で運筆(うんぴつ:筆づかいや筆の運び)します。
古典作品の中で、鉄線描は仏画や肖像画等に多く用いられました。その代表的な遺例に法隆寺金堂の壁画があります。輪郭線を弁柄(べんがら)と思われる紅色で描かれた菩薩は、厳格な中にも優美さが表現されています。

日本画の線描には鉄線描の他に、抑揚のある「肥痩線(ひそうせん)」、細くてしなやかな「遊糸線(ゆうしせん)」、琴の弦のような細くて張りのある「琴弦線(きんげんせん)」などがあります。(武蔵美造形ファイルより引用)

ハイビスカス

2014-10-21 | 写生


ハイビスカスにも色々あるんですね~
薔薇や椿に品種があるように、当然と言えばそうなんですけど…
何故かハイビスカスは皆同じと思い込んでいて、初めて手に入れたのは真っ赤な八重咲き種。

ラベルを確認しないで買ってしまう慌て者です。
栽培が難しく蕾はつくのに開花まえに落下してしまい絵に成らず…

次に買ったのは黄色の一重咲き。
元気に花がたくさん咲きました。
だけど花びらも葉もつるんとした楕円形。
うん~、なんか面白くないなぁ~

そんな時、友人が「これは綺麗よ~」と持って来てくれたハイビスカスが
これ!
フリフリした感じがとても優雅。
やっと写生する気になりました。