図書館でおもわず目に止まった本。
笹本恒子さん著書「好奇心ガール、いま97歳」
最近、読書を楽しんでいる母の為に借りたのですが、、、
笹本さんは徹子の部屋でも紹介された
現役の報道写真家さん
表紙のお写真は
えっ⁉本当に⁈
なんと若々しくハツラツとしたお姿でしょう!
どんな生活をされているのかしら?
私の好奇心もムクムクと…
幸か不幸か病院のベッドの上では静かな時間がたっぷり…ラッキー
笹本恒子さんの若き日の夢は
画家、小説家、新聞記者だったそうですが、三つの夢が総合的に叶った報道写真家になるまでのナガイ、なが~い人生が語られています。
沢山のご苦労もあったでしょうに、それをおくびにも出さず前向きに生きている強い女性だなぁ~と感心するばかりです。
好奇心、向上心、努力、才能、そして強い心と健康に加えて恵まれた人運(これはご本人の行動力と人柄によるものですね)が素晴らしい!
成功は全てが結実された結果。
そして
何より憧れるのは現在も若い心を持ち続けていらっしゃる事。
以下は
報道写真について修行時代のお話から。。
財団法人 写真協会の先輩記者(林謙一さん)の教えから…
生き生きとした画面
物語をを感じさせる画面
動きのある画面
パンチの効いた画面
これこそが報道写真の命である。…と。
画家を志していた笹本さんは
「絵を描くときのように撮ろう」
そう思われたそうです。
カメラの操作を覚えるために初めてライカで撮影した写真は
「絵を描いていたから構図はなかなかいいね」と言われホッとしたとか。
(回り道しても勉強は必ず役に立つって事よね⁈)
また、こんな言葉も…
誰かの真似をするのではなく、自分の感動を、自分の感性と目線で、素直に撮ろう…と。
⌘⌘⌘⌘⌘
絵を描いている私にとって、心に響いた言葉を転用させて頂いたけれど、
97年の波瀾万丈な人生は
簡単には要約出来ない。
いっきに全文を読み終えたらファイト‼ってエールが聴こえてきました。
一泊二日くらいなら入院も悪くないね。
追記
もうすぐ100歳、
新刊も出ています。
99歳の誕生日の9月1日を前に出版された『99歳、現在進行形ね。楽しく生きる心がけをお話しします』(小学館)。100歳近くなってもフランスなどに撮影や取材に出掛け、食事やおしゃれにこだわりながら友人と交流し、楽しく暮らす日常が紹介されている。