京都逍遥

◇◆◇京都に暮らす大阪人、京都を歩く

ル・マルシェ・ド・ノエル

2010-12-19 01:20:41 | まち歩き

18(土)・19(日)の10時~16時、京大生協すぐ南の関西日仏学館で、フランス風クリスマスの市が開催されている。

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クリスマス菓子(シュトーレンとか)に、パン、チーズ、ホットワイン、蜂蜜、コンフィチュール、野菜、花、ドライフルーツ・・・・・・。いくつか試食の後、ラスクとクリスマスティーを購入。

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クリスマスティーは、北山から烏丸二条に移転したというLa mélangée のもの。この店には各国のお茶が100種類ほどあり、あの赤Mec ・黒Mec にお茶を納入しているのだそうだ。Le Petit Mec のシュトーレンも一緒に売られていたのはそういう訳。クリスマスティーの紅茶葉 は、スパイシーな香りがした。

10_01_2 ラスクは、紫竹の有名店、L'AMI DU PAIN のもの。試食せずに買ったのだが、マーガリンのニオイが気になって、好みではなかった。ラスクはバターでないと。トランス脂肪酸も気になるし。

正午のゴスペルコンサートには間に合わなかったが、金管アンサンブルの演奏を聞くことができた。稲畑ホールというこぢんまりとした会場での市立芸大学生によるコンサート。曲によって仕上がり具合は違うが、間近で手の動きも見え、ブレスまで聞こえ・・・がんばれ!と思いつつも、演奏を楽しんだ。場数を踏んで、いい演奏家になっていくのだろう。

関西日仏学館では、こういうイベントのほか、フランス語講座(有料)、講演会、映画上映、写真展なども行われており、ポール・クローデルの名を冠したライブラリーもある。イザベル・アジャーニのカミーユ・クローデルはきれいだったな・・・・・。

関西日仏学館HP:http://ifjk.jp/

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第42回日本美術展覧会

2010-12-14 00:40:04 | アート・文化

12/12(日)、チケットをもらったので、日展に初めて行った。

場所は岡崎・京都市美術館。10_01

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そうか、日展というのは「誰でも応募できる」ものなのか。それを知ったのは、10時半からの解説を聞いたから。偶然だったのだが、「作家による洋画の解説を聞く人は2階に集合」と放送があり、12時まで、解説を聞きながら観て回った。自然光の入る2階に絵画を展示することの意味を力説された。なるほど。自然光による絵の具の発色、時間や天気による見え方の違いを楽しむこともできるのか。

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芸術家というものは、どちらかと言えば寡黙なものかと思っていたが、全然。1時間の予定が30分ほどオーバーするほど饒舌な、池田良則氏。それは本格的な作品解説というよりも、一緒に観ましょう的なものだったのだけれど。氏の作品『鳩』も展示されており、ちょっと良かった。あと、寺坂公雄氏の『紅葉山峡』とか。雪山も良かった。

10_09 とは言え、全般的に「日本画・洋画」はあまり興味が持てなかった。特選入賞作品ですら、好きではない。

「書」がやたらに多い。殆ど読めないので、観ていてもあまり面白くない。タイトルと一緒に、楷書で内容を記して欲しいものだ。

「工芸」・・・織のタペストリーはちょっと面白いものがあった。

個人的な好みとしては、「彫刻」が良かった。知人の作品があったからというだけでなく。

上記の通り、日展には5分野ある。もとは絵画・彫刻だけでM.40年に「第一回文部省美術展覧会(=文展)」として始まり、「帝展」「新文展」「日展」と名前を変え、今に至る。「美術工芸」分野が付加されたのはS.2年第8回帝展、「書」はS.23年第4回日展から。複雑な組織事情があったのだろう、S.33年には社団法人となり、S.44年に改組されている。組織が変わる度毎に「第1回」となるため、100年を越える伝統がありながら、未だ第42回ということになるらしい。芸術家の世界も難しい。

日展HP:http://www.nitten.or.jp/

さて、東京で10/29に始まった第42回日展は、12/11~1/14の京都のあと、名古屋、大阪、富山、福岡、水戸、山形を巡回する。巡回するのは「基本作品」300点。京都では、京滋の地元作家の作品300点を、合わせて展示している。解説の池田氏も、「好きか嫌いか、でいい」と言っていた。私には合わなかったが、好みは人それぞれ。多く観ることは大切だ。

そういえば、京都新聞に「作家による解説」の日程が載っていた。探して追記しよう。

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平安女学院アグネス・イルミネーション2010

2010-12-05 00:51:16 | まち歩き

去年は車の中から観た平女のイルミネーション。今年はちょっと歩いてみた。点灯期間は11/27~12/25、時間は17:30~20:30。平安女学院の最寄り駅は地下鉄烏丸線・丸太町駅。烏丸通を北へ、最初の信号のある下立売通で左折すると、れんが造りの教会前の木、高校・中学校舎外壁が、可愛らしいイルミネーションで彩られているのが目に入った。

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校舎沿いに左折すると、両側がキラキラ。この辺りでは烏丸通の一本西側は室町通で、この通りを挟んで西側には平女の大学(国際観光学部)がある。

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写真上・左でひときわ輝く緑色のツリーが、リサイクルペットボトルの「ピースツリー」。2?のペットボトル約300個使用と、学院HPにあった。

平安女学院:http://www.heian.ac.jp/il/2010/about.html

2001年オランダ人の呼びかけで、平和を願うピースツリー運動が広まり、この大学では2005年から賛同・参加しているのだとか。このツリーのある平安女学院大学国際観光学部の前庭が、最もきらびやか。ゲートあり、ツリーあり、光の回廊あり、オブジェあり。同HPに依れば、これらは学生・教職員によるものだそうだ。年々派手になっているという噂も聞く。個人的な好みとしては、もっとスッキリしてほしいところだが・・・・・・・。

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写真上・左は、一旦通り過ぎて北向きに振り返って見たところ。因みに、St.Agnes(A.D.291~304)とは、カトリック教会・聖公会・ルーテル教会・正教会などの聖人らしい。権力者の息子との結婚を断って殉教したため、純潔のシンボルであり、少女の守護神ということだそうだ。なるほど。

さらに南に少し行くと、丸太町通・手前の室町教会では、シンボルツリーに、例年通り大ぶりの電飾が飾られていた。こちらの飾りはかなり控えめ。けれど温かい。

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