1月17日(金)・18日(土)と、京都市交響楽団の定期演奏会があった。指揮は、新しく首席客演指揮者になったというヤン・ヴィレム・デ・フリーント。
☆ホワイエのポスター
土曜の曲目は、メンデルスゾーン「夏の夜の夢」より「序曲」、ペルト「ヴァイオリン、弦楽と打楽器のためのフラトレス」。短い演奏の後、休憩が入り、ダウランド「弦楽合奏のための『あふれよ、涙』」、シューマン「交響曲第2番ハ長調作品61」。
メンデルスゾーンは有名。夏の夜というよりは、朝の小鳥のさえずりやあらゆるものの目覚めを思わせる。
ペルトは初めて聴いたが、興味深い曲。
ダウランドは静かで落ち着いた、暗さがありながら美しい曲。器楽曲として作曲され、歌曲としても流布されたらしい。帰宅後、YouTubeで歌曲(和訳テロップ付き)を聴いた。旋律は美しいが、歌詞の内容は重苦しい。この歌詞に多くの人が共感して長く残る歌となったのだろうか?時代のせいか?
シューマンの交響曲を聴くのも初めて。バルコニー席の床が共鳴しているような感覚だった。
最近はコンサート前に全く予習していないことを反省。