京都逍遥

◇◆◇京都に暮らす大阪人、京都を歩く

大丸東洞院駐輪場

2011-08-26 23:53:16 | まち歩き

大丸へ自転車で行くとき、いつも四条高倉地下駐輪場に停める。東洞院に駐輪場を見つけたので、今日はそちらへ。

01_3 左側の白い壁は、大丸東洞院駐車場。

錦小路をはさんで向かい側(北)に駐輪場はある。

今日は昼から雨の予報。

ここは青空駐輪場なので、午前中に買い物を終わらせなければ。

03

04

大丸は、レシートだけでOKなので使いやすい。しかも時間を気にせず停められるのがいい。なにしろお買い物には時間がかかって・・・・・・。いや、レジで並ぶのにも結構時間がかかる。今日から始まった「食品ギフト解体&お買得セール」では、催事場入口でカートと買い物かごを受け取るのに30分、会計に一時間待ちだった。 レジは22台ほど用意されていたが、空いたレジへの誘導がもひとつ。会計の終わったレジ係が手を上げて合図をしても、誘導係が合図に気づくのに時間がかかる。二人ずつレジ前に並ばせるとか、レジ5台毎に一人後ろで待たせるとか、もっと効率的にさばいたら一時間も待たずに済むのに。

予報通り、午後になると雨が降り出した。駐輪場の係の方はタオルで座面を拭いてくださったけれど、これからはやっぱり地下駐車場に停めようと思ったのだった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『日本画きのう京あす』

2011-08-25 00:19:56 | アート・文化

京都日本画家協会創立70周年記念特別展『日本画きのう京あす』(7/9~8/21)に、最終日の日曜、出かけた。1102

チラシ裏の解説に依れば、同協会は、竹内栖鳳、橋本関雪らを顧問として1941年に設立され、現在550名の会員を有するとのこと。本展覧会では、そのうち427名の新作(427点)と、歴代理事長・顧問23名の作品(23点)が出品されている。

1101会場入り口に積まれた「出品目録」を手に取る。前期(7/9~31)・後期(8/3~21)と分かれているのは、現会員の新作を入替展示するためだ。目録にはあいうえお順に会員名が記載され、あ行~た行途中までの会員の作品が前期に、あとは後期に出品されていることが分かる。展示の順番は、目録順ではなく、どれがどの作品だったのか、思い出すのは難しい。あの、ギリシャ遺跡の背景を埋め尽くす深いきれいな青は、『Time』だったか『うつろい』だったか・・・・・。

こういうのも日本画? と思うような作品もあり、私にとっては新しい発見だった。日本画は、岩絵具で描いた奥行きのない平たい絵、と思い込んでいた。それが、どうだろう。油絵っぽい筆致のものとか、フレスコ画のようなのとか。モンドリアンのような絵も。技法、素材ともに私の思う日本画の範疇を超えたものが多かった。現代日本画に対する無知を思い知る。

一番好きだったのは堂本印象『窓』。ユトリロのようなパリの街角の白い壁面。単一の白ではなく、ブルーグレーや、からし色の陰影が軽やか。近代洋画風ではある。

1104

1105

この展覧会は、京都文化博物館リニューアルオープン記念を兼ね、かつ「京都文化年」にふさわしい事業として実施された。今秋(10/29~11/6)、京都で第26回国民文化祭が開催されるのに合わせ、府は今年を「京都文化年」としてPRし、さまざまなイベントを実施しているのだ。よくよく見れば、チケットにも、チラシにも、ひっそりと“まゆまろ”が。国文祭・京都2011のキャラクター、まゆまろをかわいいとは思わないが、入れるならもう少し目立たせたらいいのに・・・・・・とは老婆心か。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

五山送り火2011

2011-08-17 00:14:37 | まち歩き

二転三転した今年の送り火。それでも例年通りに行われたことにほっとする。何といっても、お精霊さんを送る伝統行事なのだ。民間に由来する宗教行事。盂蘭盆会にお迎えした先祖の霊は、送らねば。そういえば、京都では、六道珍皇寺(8/7~10)や千本ゑんま堂(8/7~15)にお迎えに行くそうな。近くの川までお迎えに行く地域がある、と何かで読んだこともある。大阪では8/13早朝、お墓へお迎えに行き、15日夕方、お墓へ送りに行ったものだ。

1104

1106

小さな橋の上で大勢の人がひしめき、 この重さに耐えられるのだろうかと少し心配になる。

意外にも、高野川東側から、船形が見えた。ただ、道路両側の灯がかなり邪魔。周りで「明かり要らんなぁ」という声。でも、この人出、街灯は仕方ない。

1111 百貨店では、送り火の時季に合わせ、関連和菓子が多く見られた。京都限定と銘打った、これは鶴屋吉信のもの。

今年も、「送る」ことを意識して送り火を見上げた。外では声明(?)が聞こえている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

五条坂陶器まつり2011

2011-08-09 01:08:24 | まち歩き

ここのところ暑さが和らいでいたというのに、先週末から猛暑再来。五条坂陶器まつり(8/7~10)初日の7日も最高気温35度の予報だったが、催し物はやはり初日。

Photo_2 人出はけっこうある。東大路通五条坂でバスを降り、西へ。東側は、作家の出店が多いらしい。歩道両側の店を見ていると、すっきりした茶碗が目に留まった。もともと茶碗を買おうと思っていたのだ。

造形大の学生さんで、ご実家で修行中とのこと。「まだ修行中なので安くしておきます」きれいな仕上がりのお茶碗、本当にお安くして頂いた。

Photo_3

Photo_4

持ち帰って洗い上げ、使ってみる。戸外で無造作に並べられていたときより、数段美しい。軽くて持ちやすいし、もっと買えば良かった。いや、来年を楽しみにしておこう。

五条を西へ、川端通で南側の歩道へ渡る。そこから東大路までは上り坂。暑いし、疲れてあまりちゃんと品定めをすることができない。どうしてこの季節に、戸外の市が?しかも蒸し暑い京都で?でも、去年から始まった「京の七夕」もちょうど同時期(8/6~15)だし、観光客には一日楽しめていいかもしれない。・・・・・・などと思ううち歩道橋まで戻ったので、上から撮影。

Photo_5

Photo_6

陶器市の様子を撮ろうと歩道でカメラを向けると、店を撮影していると勘違いされる。 賑わう写真があれば良かったのだけれど。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

講演会「読書と創造」

2011-08-09 00:23:48 | アート・文化

8月4日朝刊「告知板」に掲載されていた松岡正剛の講演会。開催日は翌5日というので、すぐ主催の商工会議所に電話し、参加予約した。

Photo_2 松岡正剛。学生の頃『遊』でその名を知り、lunatic という言葉を覚えたのだった。 10年ほど前ネットで『松岡正剛千夜千冊』を見つけ、折に触れて読んできた。少し前には『17歳のための世界と日本の見方』『世界と日本のまちがい』を、『日本数寄』『フラジャイル』『花鳥風月の科学』も手に取った。

とにかく博学、ということはわかっている。その講演を聴いてみたい、どんな声でどんな様子で話すどういう人なのか知りたい、「知の編集」の一端を垣間見たい、と出かけた。

宝ヶ池グランドプリンスホテル内の会場には、京都商工会議所「定例会員講演会」と横断幕が掲げられ、それらしい方々が席についている。会員でない私は場違いな印象。ぎりぎりのタイミングでの新聞告知は、一般参加者を集めるためだったのだと納得した。講演前、司会がブログを『千夜一夜』と言い間違い、それに気づかないまま。それはないだろう・・・。

「あまり引き受けない」という講演は、準備万端というものではなく話がよく飛んだが、それがすなわち博覧強記というものかもしれない。あれもこれも、知っていないと話について行けないな、とも思う。松丸本舗の話が一番ノッていたか?それに続いて本の選び方。書店で目指す本の両側にある本の目次を読むこと。それと似たようなことは私もしている。武道家は無駄に出かけないという話は、内田樹の本で最近読んだばかりだ。

Photo 講演後、昨年度(2010.4.1~2011.3.31)京都新聞に連載された『松岡正剛・本の大路小路』コピーが配布された。150字の書評をほぼ毎日。改めて、“多読”とその咀嚼に敬服し、読まないままの本が三桁はある我が身を省みる。「3.11後、学生に毎週5冊本を読ませている」と齋藤孝がテレビで言っていたことを思い出した。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする