紅白饅頭って
”紅白”だけあって
おめでたい時のお饅頭
おめでたい記念で頂いた、嬉しいわ
おめでたい記念で頂いた、嬉しいわ
昔は、お嫁さんの挨拶回りには
欠かせへんかった”紅白饅頭”
”お嫁さんのお饅頭”ってゆうて
頂くと嬉しかったわ
箱も紅白でおめでたい
”仙太郎”さんの紅白饅頭は
”おまん”粒・こし
京都ではお饅頭のこと、
”おまん”ってゆうねん
ってゆうても今では
おばあちゃんがゆわはるくらいで
使わへん言葉になってしもてる
”おまん”って”女房詞(ことば)”なんやて
室町時代初期頃から
宮中奉仕の女房達が
一種の隠語的に使ったことばらしいよ
他に
するめ→するする
炒り豆→いりいり
豆腐→おかべ
なんか、カワイイな
”仙太郎”さんの”おまん”
手前のは白でこしあん
奥のピンクのフィルムは
お饅頭の皮は白やけど
フィルムで”紅”にしてあるんかな?
”仙太郎”さんの理念として
”身土不二”があり
その土地、その季節に
収穫したものを食べるのが
身体に優しい、身体に美味しい
上用(じょうよう)饅頭の皮は
薯蕷(とろろ)生地
蒸し上げてあるしフワフワしっとり
ピンクのフィルムの方は
粒餡を白大豆のこしあんで
包んだ二層仕立て
大きさは約5〜6cm
”お嫁さんのお饅頭”は
もっと大きかったわ
過去の記憶を辿ると8cmくらいかな
こしあんの方は
皮がめちゃくちゃ薄い、極薄!
粒・こし、両方とも
あっさりした甘さで
御祝いのお饅頭らしく
上品な甘さで美味しいわ
今日もどんよりした天気
蒸し暑くて不快指数、
爆上げやと思うわ
ふと、足元見たら
珍しい真っ白な蝶々が止まってた