それでも、きれいだと思うタマシギのオス。
歩いているときはずっと、メスの後にいたのに、とまるとメスをかばうように、オスがメスの前にいる。子育てもオス。
餌を探して歩き始めた。草の間を、素早く動く。歩いている間はずっと、メスが先で、数10センチから、１メートルほど遅れてオスがついていた。
鳥は、普通にはオスが派手で、メスが地味な色をしている。メスが子育てをして、それにはあまり目立たない方が安全だからだと、思われている。タマシギはオスが子育てをする、特異な鳥だ。
草の丈は、タマシギより高い。草の間でチラッとしか見えないが、オス、メスがそばにいるのを見つけた。
じっと動かないメスを、しばらく写していた。ときどき聞こえる鳴きかわしの声。そして出てきた、タマシギのオス。
２年ぶりのタマシギだ。居たという休耕田だが、朝から見つかっていないようだった。未練もあって立ち去れず、他の鳥など撮ったりして、うろうろしていた。昼過ぎになり、やっと見つかったタマシギのメス。
草の間から、のぞいていた大きな目。（大きくトリミングしている。暗い草陰でじっとしているので、なかなか見つからない。）
