羽毛を立てて体を膨らませた、ミゾゴイ。

赤茶色の、あまり会えないミゾゴイに、運よく出会えたのはうれしい。夕暮れ時の薄暗い場所で、感度を上げての鳥撮りだった。翌早朝、撮り直ししたいと駆けつけたが、もう会えなかった。

きゅーっと伸びて、擬態をしたミゾゴイ。

きっと棒にでもなったつもりなのだろう。このポーズが好きだという人もいた。

緊張して上を見上げた、ミゾゴイ。

上空を鷹でも飛んだのだろうか、急に背を伸ばして細くなった。

数メートルの範囲を動くだけの、ミゾゴイ。

おそらく、３メートルも動いていないのではないだろうか、右に行ったり、左に行ったり、近寄ってみたり、遠ざかったりするのだが。

数年ぶりのうれしい出会い、ミゾゴイ。

ミゾゴイが居ると聞き、駆けつけたのは、もう午後４時を回っていたと思うが、とにかく撮れた。

高い梢を飛び渡る、ムシクイ。

クヌギの木には虫が多いのだろう。

鳴いてくれない、ムシクイ。

多分センダイムシクイだと思うが、エゾムシクイも見た人がいると聞いた。私には鳴いてくれないと判別できない。

オオルリには、また遊んでもらった。

同時に見たのは２羽だったが、公園のいろいろな場所に現れる。広く飛び回っていたのか、まだ他にもいたのだろうか。

きれいに写ってくれない、オオルリ。

どうしても、オオルリのきれいな瑠璃色が出ない写真になってしまう。