ご馳走さまでした

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映画「おかあさんの木」を見に行きました

2015年06月24日 | 映画
 こどもたちは「ただいま」と言えたのでしょうか…
 おかあさんは「おかえり」といえたのでしょうか…
 気になり見に行って来ました。

 いつもこの時代の映画を見ると思うことがあります。
「何のための戦争だったのか」そして「やはりこの時代は嫌いだ」

 7人の男の子を生み1人は養子に出さなければならなかったおかあさん。息子7人を戦場へ送り出さなければならなかったこの時代。私には到底分かりえない思いがあったように思います。1人たりとも送り出したくはなかったはず。出征する時、汽車に乗るシーンにはこの映画だけではなく違和感を感じることが多い。「○○くんばんざーい!ばんざーい!…」そういう時代だったと言えばその一言なのかもしれない。

 そして今日、今まさに国会で審議されている集団的自衛権。総理はまさに映画のような時代に日本を再びさせるのか…
 もし国会で通ったならば「おかあさん」のように息子を戦場に送り出さなければならないのか…おかあさんだけではない。妻や子供、兄弟…すべての人が関係してくるようにも思います。

 戦後70年。この70年間日本は戦争をすることなく平和ぼけでいられるのも昭和の陰の時代があり、その時代に流すに流せない涙と悲しみ、憎しみが何万とあった証なのではないでしょうか。日本の土を踏むことなく戦死された方々がいらしたからこそ今の日本があり、その上で私たちは生活ができ生きていられます。

 悲劇もう繰り返してはならない。もう悲しみで涙を流してもならない。そして戦ってはならない。戦いは憎しみと恨みの連鎖しか生み出さない。
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