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なんていうかなあ
他人を気にして生きるくらい
つまらないことはありません
他人を気にしないで生きるって
どういうことかというと
「和して同ぜず」ということなんです
これは儒教の言葉なんだけどね
「和する」というのは
自分というものを保ちながら
人と仲良くすることなんです
次の「同じる」というのは
自分のキャラクターを捨てちゃって
「そうよね そうよね」って
相手の言いなりになること
この違いというのは
非常に微妙なんです
「君子は和して同ぜず
小人は同じて和せず」ってね
でも こんな言葉
以前の人は
みんな知っていたけど
いまの人は
忘れちゃっています
(2につづく)