「歩くZ旗」みね姉のひとりごと ~矜持 国を護るということ~

私たちを護ってくれている自衛隊を、私が護りたい!そんな気持ちで書いてきました。今は、自衛隊との日々の大切な記録です

「日本は平和」という幻想

2014年05月16日 | 国を憂う


さて、昨日の「集団的自衛権」についての、安倍首相自らによるプレゼンから一夜明け、


本日、mixiニュースをひときわ賑わせていたコンテンツがありました。


朝日新聞による「自衛隊員『戦争で死ぬのは任務』『殺さない軍隊でいい』」というお題。

「死ぬ可能性は、いまより高くなる。でも、戦争で死ぬのは我々の任務。賛成か反対かと聞かれれば、賛成です」。20代、関東地区の陸上自衛隊員は言い切った。武器にあこがれて10代で入隊したが、国を守る意味を考えるようになったという。「自衛官でも、集団的自衛権をよくわかってない人は多い。訓練で忙しく、勉強する暇もないから」

 陸自北部方面隊(札幌市)に所属する30代の2曹は「実感がない。実際に現場に行くのは、階級的にも僕らが一番多いが、(集団的自衛権は)現場が必要としているものというより、安倍総理がやりたいことをやり、政治の道具になっている気がしてしまう」と言った。

 前線に立つ一般隊員を不安が覆う。自衛隊は発足以来、戦闘で人を殺したことも殺されたこともない。

 信太山(しのだやま)駐屯地(大阪府和泉市)の30代の陸自隊員は東日本大震災でヘドロをかきわけ、行方不明者の捜索や被災者の支援にあたった。一方、小銃の射撃訓練で近距離で人形(ひとがた)の的を撃つのは後味が悪いという。「他国の戦争に加勢するのが自衛隊の任務とは思えない。人を殺さず、助けるだけの軍隊でいいじゃないか」



まぁ、朝日なんで、こういう記事を、わざわざ書くのはもうわかってるから、


その点はおいておくとしても、


これって、広報通して、正式に自衛官に取材したのかね?


どうみても、一個人のグチレベル。


こういうのも、あたかも自衛官全体の意見であるかのように、


公共の場に出すということに、怒りがこみ上げてくる。


侮辱も甚だしい。


私が知る限り、陸海空全てにおいてこんなこという自衛官とは会ったことないけどね。


ある新米の19歳の海士くんは、関東出身なのにわざわざ、


佐世保での勤務希望を出して、こっちに来たのだという。


「なんでわざわざ?」


と聞くと。


「こっちが今、一番ホット(危険)なエリアだからです。尖閣の問題もありますから」


と答えた。


ここが危険だからこそ、あえて来たのだという。


自衛隊に入ったのだから、国を護る最前線に身を置きたいのだと。


…だいたい、集団的自衛権に関して、


陸上自衛官に関して聞くのが、結構的外れ。


南スーダンのPKOとかなら、多少は関わってくるけども、


私が認識する限り(雷蔵さんからも頂いた意見ですが)、


この集団的自衛権が重く関わってくるのは、


海外で他国海軍との連携をとる必要性が最も高い、海上自衛隊です。


海上自衛隊って、もはや、


最前線といっても遜色ないレベルのところで、


日々任務をしているんですよ。


海上自衛隊の護衛艦って、広報活動ばっかりしているわけでも、


演習ばっかりしているわけでもなく、


当番制で、人知れず沿岸警備に約ひと月ほど出航して、


日本の海を警戒警備しているというのを、一体どれほどの日本人が知っているのでしょうか?


何年も海に出ている人は、確実に数年前とは比較にならない危険を感じると言っています。


そのことは、同じ自衛隊でも陸上自衛隊ですら、そこまで危険だとは思っていないほどなのです。


いかに、今の日本に危険が迫ってきているかを、少しは感じて頂けたら思います。







今日、やめとけばいいのに、


いらっとして、Facebookで、ある大阪の議員さんに噛みついて、


ちょっとした舌戦になってしまいました(テヘ


議員曰く、


「集団的自衛権を、憲法を変えずに解釈で変えるのは許せない」


んだそうで、


「憲法改正やる時間がないんだから、できることから先に法整備して、

 現場が動きやすくするのは当然だろう」


と反論したら、


「時間がないなら、昨日首相はあんな話をするはずがない」


という。


平行線で終わらないは目に見えていたので、やめたけど、


このおっさん、


現実を知らないんだな~


と思った。


そもそも、昨日、安倍首相だって、


「現実を見てください


と言っていたじゃないか。


日々、警備にあたっている海上自衛隊の、危機感の高さを知らないんだろう。


彼らは、肌で危険を感じている。


多くは語らないけど、それは伝わってくる。


そして、だからこそ、今の自分たちが置かれた状況では、


充分に国を護れないことも知っていて、


それでもなお、置かれた状況での最大限の努力をしようとしているのを、


この人たちは知らないんだろう。


それとも、自衛官の誰かが、中国軍に殺されでもしない限り、目が覚めないのだろうか?


こんな風に…

中国海軍によるベトナム海兵惨殺事件

こういう事を平気で行う国が、日本の領土を明らかに狙っているのに、


何を言っているんだと思う。









また、mixiで、次は、徴兵制だとか言っているアホはさておき、


「自分は安全な場所にいて、自衛隊を戦地におくるのか」


と、一見もっとも似見える発言も、無理解なのだという事に、彼らは気づいていない。


中には「ヤン・ウェンリーが言っていた・・・」


とご丁寧に付け加えていたので笑ったのもあったけど(笑)


そもそも、安部首相は戦争を煽ってはいないし、戦争を賛美してもいない。


「現実を見ろ」


と言っている通り、


こっちがいくら「戦争をしたくない!」といっても、勝手に攻め込まれるのが戦争なんだから、


すぐ近くにあんな国があるのに、今のままでいるのがどれほど危険か分かっていないらしい。


で、知ってほしいのは、戦争を賛美して兵士に戦いを強いること以上に、


「平和を賛美して、美化し、手足を縛ったまま、敵の攻撃に自衛隊をさらすこと」


のほうが、よほど卑劣で恥知らずな行為だと気付かないことではないのか?ということ。


平和を賛美して憲法9条を唱えている人たちが、危険な戦地に行くことは絶対にないのだから。


戦争は、始める前に敵よりいかに好条件を備えておくか、が極めて重要だと思う。


しかし、現行法では、自衛隊は最初から不利におかれている。


これを、せめて五分の条件にしなければ、国防はおぼつかないという、当たり前のことなのに。


知らない人のために、現行法だといかにバカバカしく不利なのかをいくつか例をあげます。


1.航空自衛隊機が、領海上空を飛行中、海上保安庁の巡視船が某国の軍艦から攻撃を受けている所に遭遇。

  …そんな時、航空自衛隊機は…海保の巡視船を助けることができません。

  自衛隊の最高指揮官たる内閣総理大臣から「防衛出動」が命じられないと「戦時」にならないので、これを助けると、

  処罰されるんですよ?集団的自衛権どころか、個別自衛権すらないわけです。
  
  ありえね~。ちなみに海保の巡視船、結構撃たれてますからね?しってました?



2.領海内で海保の巡視船が某国とみられる不審船数隻が、海保の警告を無視して挑発(ん?こんなことあったね?)
  
  海保の手に余るので、ついに「海上警備行動」が発令海上自衛隊の護衛艦が現場に急行…するものの、

  停船命令を出して、説得することしかできません相手が攻撃してこないと、攻撃できません。

  威嚇射撃すらできないんです。


3.さらに、調子づいた(そりゃ調子づくわ)某国は、海保の巡視船に向けて攻撃を始めた…としても、

  海上自衛隊の護衛艦は、自分たちが撃たれたわけではないので、見てるだけ。海上警備行動の範疇では、自分が攻撃

  されない限り、一発も撃っちゃいかんのですよ…。某国もその辺を分かっているので自衛隊には攻撃してきません。


4.さて、そんな某国もいよいよ調子づいて、ついに、護衛艦に攻撃し始めた!しかしここでも的に壊滅的な打撃を与えては

  いけないらしい。…攻撃はOK、しかし敵を殺してはいけないってどんな理屈だ???

  海保の人たちを見殺しにするのはいいけど、敵は殺しちゃいけないってこと???


5.そんなことをしている間に、なんと!某国が上陸を開始してきた海の動きはどうやら陽動作戦だったらしい。

  もちろん、ここで陸上自衛隊が車両にて敵の上陸ポイントに向けて急行!…その時、信号が赤に変わった…ら、なんと、

  赤信号で止まって、青になるのを待たねばならないらしい…。

  もう、なんの冗談かと思う。救急車以下の扱いらしいです…。この、一刻を争う時に、です。

  ましてや、もし、渋滞にはまったら、辛抱強く待つしか方法はないらしい。


6.なんと!そうこうしている間に、敵の工作兵が原発の破壊工作を行うとの情報が入った!その時自衛隊は…

  現場に行けないのだよ。原発の警備は警察と海保の担当だからね。かつ、武装工作員が街で破壊活動をしていても、

  これはお巡りさんのお仕事なので、自衛隊は手出しできないのだ。日本はテロリストにやさしい国です…。


7.さて、なんとか渋滞を抜けて敵の上陸地点に到着した陸自の精鋭部隊!(ってこれまで敵は、普通は待っててくれない)

  部隊を展開するのに、民家の土地を通過しないといけない…ので、このままだと不法侵入罪になってしまうから、

  とにかく地主を探さないといけない。ちなみに、消防員はどこでも通行可能。消防員以下らしいですよ。


8.敵の侵攻が予想される方面に陣地を作らねば!…そこに適した海岸が見つかったので、よし!ここに陣地を…

  はい、もちろん、つくれません。海岸は公共地ですので、お役所に申請して、許可が降りたら、陣地をようやく作れます。


9.索敵中の自衛官、銃を持った数名の敵兵と遭遇!気づかれた!…ら、まずは人命尊重が最優先なので「①武器をすてなさい」
 
  と警告し「②撃っちゃうよ?」と銃を構えて「③捨てないと、こうだぞ~」と威嚇射撃をして、ようやく撃つ。

  …①を言い終わらないうちに、先に撃たれる可能性、大。どこまで敵にやさしくて味方に厳しい法律なんだよ?


10.そんなことをしていたので、当然自衛官には、複数の負傷者を出してしまいました…一刻を争う重症患者もいます。

  その時自衛隊は…野戦病院を建てることは許されず、手術は医療施設の基準を満たした正規の病院でないと、違法行為

  になってしまうので、急いで手術できる病院を探さねばなりません。離島とかだと、いわずもがな…。



日本時事評論からの抜粋です。


いかがでしょうか?もう、ギャグみたいでしょ?(笑)


これでも、憲法を改正する必要がないと思いますか?


戦争するための憲法改正ではありません。


自衛隊を無駄に危険な目にあわせないための憲法改正が必要なんです。


国民を、しっかりと護ってもらうための憲法改正なんです。


憲法9条が平和憲法というのが、いかに絵空事か、これでお分かり頂けると思います。


イメージで決める話ではないのです。


現憲法は、はっきりいって、利敵憲法でしかないと、私は思います。


この憲法が護っているのは、どっちでしょうか?


私たち日本国民ですか?国民の生命と財産を護ってくれる自衛隊ですか?


どうみても、得をしているのは敵国です。


護りたくても、どんなに優秀で精強でも、今のままだと、自衛隊は、


その能力の全てを十二分に発揮させてもらえないんです。


こんな馬鹿げた国がありますか?


こんな危険な国がありますか?


この国を平和だと思っているなら、それは幻想です。


潜在的な危険に、どれほどさらされていると思いますか?


中国が万が一攻めてきたら、どうなるか知っていますか?


新彊ウィグル自治区「東トルキスタン」の現実


敵は、陣地を作るための許可が下りるのを待ってはくれませんよ。


待っている間に、こういう事が起こる可能性は充分に高い。


先のベトナム海兵隊の惨殺もそう、この東トルキスタンもそう、チベットもそう、


中国という国が平気でどんなことをする国か、日本人はもっと知るべきです。


それでもなお、憲法9条を護ると言えるのか?


現実逃避していても、現実はイヤでも迫ってきます。


憲法を改正するのを待っているヒマがあると思いますか?


つい先日、


南シナ海では何が起きました?


中国は何をしましたか?


日本には関係のない話だと思いますか?


とんでもない!


私たちの生活に密接に関わっていることなのですよ?


私たちの生活はほとんど輸入に依存しており、


その輸入の90%以上は海上運搬によってもたさられています。


その船は当然、海上交通の要所である南シナ海を通りますが、


中国がここを押さえると、自由に航行できなくなります。


傍若無人な中国が、


尖閣諸島(は陽動じゃないかと、最近私は思うのだけど。五島列島あたりが危険な気がするなぁ)あたりの、


離島を強奪しにくるのは、もはや既定の路線なんじゃないかと私は思っていて、


だから、安部さんは急いでいるんじゃないかなぁ?と。


そういえば、今度の6月~8月はRimpacがありますね。


今回は、Rimpacに初めて陸上自衛隊が参加するのだそうです。


これは、昨年11月も行われていましたけど、離島奪還訓練になるからなんですよね~。


これ以上はもう、何も言うまい…。


Rimpacに参加される自衛官の皆様、


演習中は、とってもとっても大変だとおもいますので、くれぐれも、事故やけがのないよう、


恙無く演習を終えられて、日本に無事に戻られることを、心からお祈りしております。

























集団的自衛権と憲法改正と

2014年05月15日 | 国を憂う



夕方、安部首相が、


集団的自衛権についてTVで説明をしていらっしゃいました。


かなり分かりやすい言葉を使い、噛み砕いて、例を挙げながら丁寧に説明していらしたのが印象的でした。


ちゃんとした日本語さえ理解できる人なら、


まともな事を言っていると分かると思いますね。


問題は、それを流した後に、専門家や評論家とやらが、


それらをひっくり返すようなことを言って、イマイチよくわかってない人たちや、


自分で考える能力が分からない人を、


「なんとなくよくないことだ」という方向に誘導していくであろうことは明白だけど。


とはいえ、私も全面的にもろ手を挙げて、集団的自衛権OK!って思っているわけではなくて、


懸念があるとするなら、


自衛隊が米軍の弾よけに使われないかという心配です。


可能性として0ではないと思うので、これは気になります。


集団的自衛権の発動で、共に軍事行動に出た場合、


大変な事や危険な事を自衛隊に押し付ける、なんてことをやりそうな気がするもの。


私は、アメリカを全面的に信用していないので~。


だからこそ、私は、憲法の改正は必須だと思っている。


少なくとも、自分の国は自分たちの手で護るという事が前提で、


それができていてからの集団的自衛権だと思うので、


自衛隊を現行法のままで据え置いて集団的自衛権だけ論議するというのは、


どうにも本末転倒しているんじゃないかな?と思うのだけどなぁ。


とはいえ、いきなり憲法改正を取り上げるといろんなアレルギーが出てくる、


一部の頭悪い奴らがうるさいので、まぁ、手をつけるのは、


集団的自衛権からだよね、ってなるのは、分かる。






で、そんな矢先、


あの超反日局のNHKが、集団的自衛権についてのご意見募集だってさ。


https://www.nhk.or.jp/special/boshu/jieiken/index.html


いちおう、送信してみた。


これに関しては、いろんな意見があるのは当たり前だと思う。


それが自分自身で調べて、考えて出した結論だったら、


それでいい。


しかし、


憲法改正というと、なにやら


日本がまた戦争し始めるあるいは、巻き込まれる


という妄想に取りつかれている人の多いこと。


これって、「我が国は憲法9条があるから戦争にならないんです」


とかって、学校で刷り込まれた弊害ですね。


なので、サヨクでない護憲派は、


単純にこの事を信じているお花畑脳の人たち…無知な人たちでしかないわけです。


スイスが永世中立国なのは、自分たちは永世中立国だと宣言しているからだと


勘違いも甚だしい思い違いをしているのと同じです。


いやいやいや…


あの国は、元から、永世中立国たるべくしてつくられているから、永世中立国なんですよ(笑)


あそこが侵略されることは、まずあり得ません(この辺は金融の話になりますが)


しかも、日本と大く違うのは、めっちゃ武装してますからね~、あの国。


憲法9条があれば戦争にならない、なんて寝言をいっているのとはわけが違います。


どっちを支持するかはその人の自由ですけど、


フェイスブックで、


集団的自衛権は支持するが憲法改正は認めないという発言を見つけました。


すげー自分勝手で幼稚な意見だな~と思いましたね。


イラッとしてしまい、つい、余計なコメントを残しちゃいましたけど(テヘペロ


ないわ~。


その人、憲法を変えるのは冒涜とかって書いてたけど、


敗戦後に、たった1週間で素人に作られた憲法を戦後60年以上も遵守し続け、


挙句の果てに、戦時中の日本や英霊を貶め否定し、バカにすることのほうが、


よっぽど冒涜だと思いますがね。


まぁ、中国が韓国軍みたいなお笑い集団だったら、憲法9条で充分かもしれないけど(笑)


残念ながら、そこまでひどくなさそうだしね。


でもって、この国を忌々しく思っているベトナムやフィリピンもいるので、


こういう国とも集団的自衛権を行使して、シーレーンを護っていかないといけないわけですよ。


シーレーンが護れなかったら、私たちの生活は成り立たない、崩壊するんだもの。


だから、戦争するために憲法改正するんじゃないし、


憲法改正したからって、戦争になるわけでもない、


という当たり前のことを、今日安部首相も仰ってましたけどね。


そもそも、基本的に、国家が軍隊を持つのは自国の防衛のためであって、侵略目的に保持しないわけよ。


ある外国人がネットでつぶやいていた


「自衛隊Self-Defense Forces…これほどまでに軍隊の本質を表している名前はない」


と。


なるほどと思った。


そうなのよね。


護るために軍を置くのだから。


でも、中国は侵略目的なのはあきらかだけどね。


こんな国が、日本を軍国化だのなんのと言うのはちゃんちゃらおかしな話。


誰だって、自分生命と財産は護ってほしいと思うだろう。


危険から護ってほしいと思うだろう。


現実、自衛隊は、日本を護りたい!という意志と充分な能力をもっているのに、


それが認められない状況下にある、ということを、


もっと多くの日本人が知るべきだと思う。


これって、すごく辛いと思うもの…。












言いたいことも書きたいことも、いろいろあるけど、


ありすぎてまとまらないので、


今日はこの辺にしておきます。


ではまた~。



「安部政権とエネルギー政策の行方」講演会のお知らせ

2014年05月14日 | 日記


僭越ながら、この講演会にて、私、司会をさせて頂くこととなりました。


言うまでもありませんが、


エネルギー政策は、国家にとって極めて重要な問題です。


政治利用を目論む共産党系の表面的な「キレイごと」に惑わされずに、


自分で、原発について一考してみてはいかがでしょうか?


ヒステリックに、声高に危険だけ叫んでいても、何にもなりません。


また、大東亜戦争と同じ轍を踏まぬようにせねばなりません。






演 者 石橋文登(産経新聞九州総局長)

日 時 平成26年 5月 27日(火) 19時 00分

場 所 唐津市民会館 大ホール

    http://www.city.karatsu.lg.jp/benri_dtl.php?category=0946771001244436265&articleid=01072930012452199531027409698

入場料 無 料(要 整理券)




「安倍政権のエネルギー政策が、我が国の未来を左右する!!」


 我が国の原子力発電所が停止して3年となり、燃料費の高騰から日本の貿易赤字は加速し、電気料金の高騰から地方の産業にも

負の影響を与えています。

 しかしながら、原発推進派、脱原発派においても正しい情報に乏しいのが現状であり、 近隣に原子力発電所を有する地域にとっ

て、その情報を得る機会が、再稼働を左右するものとなります。原子力発電所の再稼働の是非は、地域、ひいては日本の未来を左

右する事になると考えます。

 今回、私どもは『脱原発が地方を滅ぼす』の著者の一人である産経新聞九州総局長の石橋文登氏を唐津に迎え、安倍政権が考え

るエネルギー政策はどこに向かっているのか、原子力発電所にいかなる未来があるのかを語っていただこうと考えています。

 皆様のご参加をお待ちしています。



主催:唐津東松浦政経講演会実行委員会
問い合わせ・事務局:080-2773-7552
後援:玄海町・鏡商工振興会・唐津東商工会・唐津上場商工会・日本会議佐賀


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エネルギー問題に付随して、ですが、


かの田母神さんのご意見を、シェアさせて頂きます。


田母神俊雄氏曰く

「国際政治の中で日本は煽られています。
放射能が怖ければ原発が駄目だという事になります。
原発が駄目という事となればGDPの回復が駄目になります。
日本は貧乏な状態を続けざるを得なくなります。

これはアメリカや中国から見ると大歓迎です。

日本がデフレの状況を続けると日本の優良企業がみなアメリカや中国に買収されてしまいます。
日本人が貯めたお金を日本人が借り、
外国に行って起業し、外国人の生活を豊かにする為に使われてしまう。
だから日本のようなお金持ちの国が景気が悪くなりデフレの状態を続けてくれるという事は
国際政治の中では、外国からみれば大歓迎です。

だから、この状態を続けさせる為に『放射能は怖い』という嘘の情報を流し、
煽り、これに乗っているのが反日政党です。」




っていう。


原発を止めることで、喜ぶ人間、得する人間って、誰?って話です。


少なくとも、日本国民は得することはありませんねぇ。




艦艇の「艇」に乗ってみた~ミサイル艇編~

2014年05月13日 | 海上自衛隊


さて、ゴールデンウィーク乗「艇」第二段は、


ミサイル艇です


もともと、行く予定にはしていなかったのですが、


博多港にミサイル艇が来ていたってことで、行こうかどうしようか迷っていた時、


前日、ネットでスケジュールを見ていると、


14:30見学終了、15:00出航


となっていたので、


出航が見たい!!!!と思い、


ここで決断(笑)


…メインは出航なので、あんまり早く行っても仕方ないしな~と、


1400時前後到着を目指して、家を出ました。


到着は、1410時くらいでした…ら、


なんかもう、ぼちぼち見学終了っていうアナウンスが…


やっべー






さて、今回、博多港に入港したミサイル艇は、



おおたか



しらたか


この2隻です。


大きさは200トンなので、あぶくま型護衛艦のさらに10分の1で、


こじんまりとしています。


…ふと思ったけど、


艦と艇の境目ってなんだろうね???


そんなことを思いながら、部屋のお気に入りカレンダーを眺めてみる。



トイレに貼ってかけ算の九九を覚えるみたいに、


見ているだけで艦名や艦形を覚えるという優れモノ(笑)


え?あ、もちろん非売品ですとも。


護衛艦にのっているサンタさんから、クリスマスプレゼントに頂きました


そんな自慢はさておき、


これを眺めていると、


最小艦 ⇒ 多用途支援艦 980トン 


最大艇 ⇒ 掃海艇ひらしま型 570トン


だということが分かります。


…ん~、具体的にはどのラインで艦と艇の線がひかれるのかな?


900トンくらいかな???


で、ミサイル艇は200トンなので、いかに小さいかがお分かり頂けますね?






…それくらい小さいから、見学つったって、すぐ終わるわけで(笑)


なので、ぼちぼちと終了っていっても、


ギリギリまで見学させてくれました…が、


残念ながら「しらたか」1隻だけの見学となってしまいました。


もうちょい、早く行かなきゃだった


でも、どうにか1隻は見学させて頂けたので、良しとしよう。


で、乗ると…もんのすごく揺れる!!!!!すごく揺れる!!!


動いていないのに、なぜこんなに揺れる???


ってくらい揺れてました。


少なくとも、私はまっすぐに歩けなかったよ…。


こんな状態だと、すぐに船酔いしてしまうヘタレの私は、


もう、乗ったよ、という満足感だけを胸に、早々に上陸。


ラッタルの出口にいた自衛官に、


「…すっごいゆれますね~」


と言うと、


「そうですか???」


とけろっと言われました。


まぁ、艦艇随一のスピードを誇る、ミサイル艇に乗っていらっしゃるんだものね、


こんなささやかな上下で揺れなんか感じないよね、そりゃ。






もう、見学は叶わないおおたかを遠巻きに見て、


ラッタル降りたところで、そのまましばらくいることに。


そこにいた、おじさ…自衛官に、


「あの、出航って15時なんですよね?」


と聞くと、


「あ~、その予定だったんですが…14時半すぎには出航しないといけなくなりました」


「えっ??そうなんですか?」


聞けば、なんか別の船…フェリーかなんか?が来るから、早く岸壁をあけろと言われたらしいです…。


もう、この国における海上自衛隊に対する、民間の海上交通関係のひどさは分かっちゃいますが、


「えええそんな~ひど~いっそんなのひどいです


と言わずにいられなかった。


「まぁ、そんなもんですよ」


と苦笑いをする海自さん。


なんかさぁ、もうちょっと自衛隊に敬意を払おうよ・・。


こんなに、民間船舶への遠慮や譲歩を強いられる海軍って、ないよね…。


言ってもせんないことなので、話題を変えてみる。


「あ、でも、早めに出航なんですね実は私、今日、出航が見たくて来たんです


すると、海自さん


「えそうなんですかそれはぜひ!お見送りしてください


とすっごいうれしそうに言ってくれた


「いいんですか?じゃあ、はりきってお見送りしますね


…やっぱり、お見送りってうれしいんだなぁって思いました。


入港時のお出迎えも、もちろんうれしいみたいだけど。


ちなみに、入港時、自分を待ってくれている女性が岸壁にいるって、


船乗りにとっては、最高の幸せらしいですね


…お見送り云々の話をしていた時、


すぐ側のテントの中に、


日焼けしてすらっとした渋い一等海佐の方がいらっしゃいました。


名札をみると、


「ミサイル艇司令」


とかいてあるではありませんか。


話しかけたいけど、さすがにお忙しそうなので、


様子をうかがっていたら、ずうずうしいばばぁ老婦人が、


話しかけて、長々と、吉田(元)総監と知り合いだの何だのとくだらない話をしている。


こんなオバハンのしょうもない話につきあわされている、指令をお気の毒に思いながら


作業風景を黙々と見学していたら、


「…すみません、出航の打ち合わせがありますので」


となんとか離脱成功され、心の中で、お疲れさまでしたとお声掛け。


それからしばらくすると、


その指令が、わざわざこちらに来られて、


「あと、30分したらあちら(おおたか)が先に出航します。

 その後こちら(しらたか)ですので、ぜひ、お見送りお願いします」


と仰ってくださいましたので、


「はいっ(超笑顔)」


と言って、おおたかの方へ移動。


にしても、わざわざ言いに来てくれたのは、


「出航を見に来た」というのが、聞こえてたのかな?







おおたか、気がつけば自衛艦旗が、もうマストに取り付けられている…

しまった!!!付け替えるところを見たかったよ~


と思いながら、マストに翻る自衛艦旗を見上げていると、


その下に、細なが~~~~~~~い白い布がぴらぴらしている。


「あ、長旗だぁ初めて見た…気がする」


長旗 ⇒ 細長い吹き流しみたいな旗の付け根に旭日旗がちょこんと書いてある、

     なんだか妙にかわいいくて、艦長が乗艦している時に掲げられる旗っぽくない旗。

     帝国海軍時代から残る旗だけど、海軍時代のモノは、なんだか「ゲゲゲの…」

     でおなじみのあの妖怪みたいな感じです(笑)


艦長がいる時に揚げられるらしいから、見たことないはずはないんだけど、見た記憶なし。


そして、写真はうまく撮れませんでした…ごめんね


で、出航に向けて、片づけやら準備やらされている乗員のみなさんをじーっと見学。


近くにいた自衛官に、


「あの、ミサイル艇って、何人乗っているんですか?」


と聞くと、


「18人です」


と、、衝撃の答え。


「ええたった18人なんですか??大変ですね


「そうなんですよ。なので我々は、二役三役かけもちしています」


18人って…いくら小さいからって…ちょっとびっくり。


あ、でもだからかな?


さっきから見ていて、海士くんがいないなぁって思ってた。


どうみても、ベテラン勢って感じの中に、若い士官が一人いるかな~くらい。


ミサイル艇って、不審船対処や沿岸防備が主な任務らしいですが、


見ていると、ベテランじゃないと務まらないぜみたいな空気を感じました。


うまく言えないけど、護衛艦とはちょっと違う空気…気のせいかもだけど。







やがて(*


ガスタービンの音がして、煙突から煙がうっすら上がりはじめました。


「わ~


この瞬間にも、見えないとことで船を動かす準備をしている人がいると思うと、


なんだか感慨深いです。


ふと、船首に目をやると



錨が上がってる~


それにしても、小さい艇って、


近くで全体的な出航の作業風景を見ることができて楽しい~


いいなぁ、このコンパクト感。


とはいえ、小さいって言っても、艇を動かすのには結構時間がかかるんだなぁと思いました。


いろんな想いを感じながら、眺めていると、


ゆっくりと動き出して、岸壁から離れ始めた。



足元に荷物みたいなクッション(名前忘れた)を置いて、


じっと岸壁を見つめる海自さん。




艇が少しづつ方向を変えると、岸壁にぶつかりそうになる時に、


こうやって、岸壁を壊さないように、艇を傷つけないように、護ります。


も~~~~こんなところが大好きだよ、海上自衛隊


なんてなんて丁寧な作業


艇が角度を変えるたびに、このクッションを移動させます。


そして、


出航喇叭が鳴り、


「出航用意」


の声が聞こえました。


キターーーーーーーーー


これこれ


…だけど、ちょっと思った…


ちょっと動いてから、喇叭鳴らすんですね(笑)


本格的に動く前ってことなんですかね???





一旦、バックで下がってから行きました。






さてさて、こちらが動いたので、ぐずぐずしちゃいられない。


お次はしらたかを見なきゃ。



ちなみに、さきほどの指令が乗っていらっしゃるのは、こちらです。


さて、錨が上がり、以下(*)に戻る。


と、その間、しらたかの隙間から、


走り去るおおたかを見ていたのですが、


早い!!めちゃめちゃ早い!!


ミサイル艇、早っ(←「まるで疾風だ…」)


自衛艦艇最速の44ノット、早いです。


博多港から2時間くらいで佐世保に帰りついちゃうんだそうです。


ミッターマイヤー提督でも乗っているんですか?ってくらい、早い(笑)


一方、おおたかが疾風の如く走り去っている間、しらたかでは、




この作業中。


そして、再び出航喇叭と「出航用意」が響きました。



岸壁から離れてしばらくした、その時


皆さんが、帽振れをしてくれたのです


ちょっと遠かったけど、でもでも、初めて見た「帽振れ」


うれしい~~~~


うれしくて、一生懸命手を振っていたので、写真撮り忘れました…。


しかも、あの指令も振ってくれているのが分かりました


みんなが降り終わっても、


一番最後までお一人で手を振ってくれているのが分かりました


じ~~~~ん。


私も、ず~っと手を振りました。


普段、佐世保にいらっしゃるなら、またお会いできたらいいな~。


今度は、いろいろお話聞きけたらいいな~。


そして、この日のお礼を言えたらいいな~






そうして、2隻のミサイル艇は疾風の如く佐世保へと帰って行きました。


ミサイル艇の皆様、お疲れさまでした。





艦艇の「艇」に乗ってみた~掃海艇編~

2014年05月12日 | 海上自衛隊


5月のゴールデンウィークのただ中、


私は、ゆるやかな会の開催のために、お昼すぎくらいに、


佐世保に到着しました。


この日は、別に一般公開に行くつもりはなかったのですが、


駅を出て、一応岸壁の方を見てみると、


満艦飾に彩られた護衛艦が目に入ったので、そのまま倉島に向かって歩き出していました(笑)


満艦飾って好きなんですよね。


かわいいもん~


万国旗よりも、シンプルでずっとカワイイ


それに、


基本的にお仕事で使用するものを、


おめでたい日には、祝意を表すために飾る、という習慣が好きなの







というわけで、


倉島岸壁に向かいました。


実は、この1週間前にも、


一般公開が「すずつき」だったので、わざわざ観に行っていたんですね~。


その日は、さすがに「すずつき」だったので、わりと人が多かったのですが、


この日は、ゴールデンウィークだったからか、


さらに多くてびっくり


この日、一般公開なんだったっけ~?


とか思っていたら、まさかの掃海艇


思えば、私、


掃海艇はおろか、艦艇の「艇」ってまだ乗ったことなかった…。


そう思うと、気まぐれでやってきた一般公開ですが、


ワクワク感が上昇


しかも、掃海艇は、近づくのも初めてだしね。


ってことで、


この日の一般公開の掃海艇ひらしまです。





え~、私はヲタではない(←しつこい)し、掃海艇に造詣が深いわけでもないので、


名前だけ聞いただけじゃ、木製なのかFRP製(繊維強化プラスチック)なのか


わかんないので、どっちなのかなぁ~?


と、これを目視確認するのが、第一段階の楽しみでした(笑)


近づいて初めて、


「おっ木製なのね~。古い艇なのね~」


と、一人で確認して、満足。


そして、いざ、初の掃海艇へ。


…もう、小さいのは分かってるから、


至る所が木製なのをかみしめるように、取りあえず(あっという間に)甲板へ。




奥には、すずつきとあきづき姉妹が見えますね




やっぱ、木製です。


さて、通常、護衛艦だと当たり前にある大砲が、掃海艇にはありませんね。


これ、機銃だよね?たしか…。


海底に風船みたいな感じで固定されている、機雷の紐みたいな部分を、カットして、


浮き上がってきた機雷を撃つっていう、その機銃ですよね?


…と、実は、いろいろ質問したかったんんだけど、


ただでさえ当直の自衛官が少ない上に、


おそらく、掃海艇のキャパに反して見学者がいるので、


自衛官に話しかける隙がない…上に、空気を読まない素人見学者が、


あまつさえ少ない自衛官を、くだらない質問で独り占めしている始末…。


掃海艇の見学している時に、イージス艦の質問なんてしてんじゃねえよ


と忌々しく思いながら、あきらめて上に上がることにした。





ここでも、ただでさえ狭い通路に、


親子が固まって、私の行く手を阻む…。


かんべんしてくれ~


若干コワイ顔で


「申しわけございませんが、通して頂いてよろしいでしょうか?」


と親に言い、どうにか通る。


艦橋の前の、テラスみたいに広くなっている場所です。







艦橋には入れませんでした。


「なんだかカワイイ艦橋だなぁ~」


とほのぼのしながら見ていると、


ある親子連れの、父親が、幼稚園児と思しき息子を抱えて


「ほら、操縦室だよ~」


と。


いやいやいやいや・・・・


子供にウソ教えんなよ~お父さん~(笑)


「操縦室ではありません、艦橋です


という言葉を飲み込み、そっと離れ、とにかく、自衛官に質問したいので、


近くにいる自衛官の側に行ってみたが、


ここでも、親子連れ(の父親)が自衛官をかなりの長時間独占している。


よくよく聞いていると、


やっぱりイージス艦について聞いてたりしている。


だからぁ、ここでイージス艦のことなんか聞いてんじゃねえよ


テメ―で、グーグル先生にでも聞けっての。


と、イライラが募る。


しばらくして、ようやく解放された自衛官に、


なんだか話しかけるのが申しわけないような気もしたが、


ココで逃すともうないような気がしたので、決行。


「あのぅ、すみません、ちょっと聞いてもいいですかぁ?」


「はい、どうぞ」


若干、お疲れ気味の自衛官。


「この、艦橋の前ってなんでこんなにテラスみたいに広くなっているんですかぁ?」


「この下はCICなんです」


「えこの下ってCICなんですか????」


「はい、CICです」


って言うかゴメン、


私、まさか掃海艇にCICがあるなんて思ってもいなかったので、


かなりの衝撃でした…


つか、これって、CICむき出しも同然なのでは???


へ~っ、へ~っと、一人で納得し、お礼を言う。


そんなわけで、お疲れの自衛官をものの数秒で解放して差し上げることができた(笑)


なんて、自衛官にやさしい見学者なのかしら、私って


他に聞きたかったことは、


この衝撃で忘れただけっていう…(笑)


時間もあまりないので、次。


艦尾の方に降ります、とそこには…





なんだか見慣れない機材がありました。


例によって、親切に説明ボードはありますが、


どうにもピンとこないので、やっぱり質問したいんだけど、


少ない人数で、忙しそうだから、とても聞けない…。


ここでは、


自衛艦旗がとても近い!!


ということが一番うれしかったです…はい。



…撮影、ちょっと失敗…


でも、こんなに近いってなんかすごくうれしかったんだぁ


と、ささやかな満足感を得て、ひらしまを後にしました。



…初の掃海艇は、なんだかとても消化不良でイライラすることが多かったけど、


初めて掃海艇を見学できたので、まぁ良しとします。