空港から、電車に乗り小雪がぱらつく駅に降りました。
「とぉ~きょうで~ひとつぅ~ぎぃ~んざでひとつぅ~」
駅にはそんな音楽が流れております。
銀座じゃないし・・・・・。
石原裕次郎ゆかりの土地なんだそうで・・・。
着くなり、駅の近くの市場へ直行~。
「おやじにうまいうに食べさせてあげたいんだよね・・・。」
何度か耳にしただんなさんの夢。
そんなちぃ~せぇ~夢わたくしが叶えてさしあげましょう!
おちびくんセレクトのお店で、どどんとうに。
ほっけもいれましょう~。ほたてもいれましょう~。
こんぶとかおまけしてね
で、さっそく義父宅へ送ってもらうとする。
町の中は倉庫を改造したようなお店なんかが並び、
なかなか落ち着いた感じ。
よくTVなどで見る運河です。
「なぁ~んだ、倉庫じゃん。川じゃん。」と、おちびくん
・・・まぁ~そーなんですけど・ね・・。
腹が減っては情緒も、感受性もくそもあったもんではないので、
3時すぎの昼食です。
ガイドブックなんか見ても、結局どこで食べようか迷うし
ふらふら歩いて、よし!ここ!!
時間も時間なので、(15時です、15時)
広々とした素敵な店内は1組のカップルのみ。
・・・い~ね、静かで・・・。
小樽といえばおすしなのだそうで、食べなくては・・・。
お猪口サイズのうに丼と、いくら丼もついてます。
「おっきいじじの、ごはんみたいだね」
・・・そうだね・・。
ちなみにおっきいじじとは私の祖父です。亡くなっております。
実家の仏壇にはご飯などあげてあります。
おすしがあんまり食べられないおちびくん。
じゃがバター・たこのからあげ。(たこの足太い)
とりのからあげ。
・・・じゃ~飲んじゃうかぁ~・・・
「のんじゃえ!のんじゃえ!!」
午後3時の母と子・・・。
満腹になった私たち。
を乗せて人力車のにいさんは走る、走る。
観光案内しながら、走る、走る。
よく息切れしないで、しゃべれるなぁ~
若いって、いいな・・・。
走って、走ってメルヘン交差点などどいうとこまで
連れてきてくれました。
「ほとんど、6時で終わりますので気をつけてくださいね」
えっ? 6時?
そして、無駄のないすばらしいスパートが始まるのでした。
つづく・・・。