夜に浮かぶ雲の遠さは奇妙だ
街灯の光など
届かない高さにあるのに
街灯の光によって
私は見ている
夜に浮かぶ雲の働きは奇妙だ
もう人々は眠る時間だというのに
気付きもしないで
気ままにちぎれてみたりして
月や星々を手で隠す
夜に浮かぶ雲の色は奇妙だ
ため息ついでに見上げると浮かんでいる
白いとわかっているから
夜なのに
白に見えるあの色は
本当は
何色なんだろう
夜に浮かぶ雲の時計は奇妙だ
地球のまわりを針も忘れて旅している
わたしが忘れていてもゆっくりはやく旅している
柔らかなじぶん(体)(ふんわり)を忘れることなく
本当の色なんてない
ただ真似るのにふさわしい色が
こちら側にあるだけだ
奇妙な雲のもどかしい伸びやかな
街灯の光など
届かない高さにあるのに
街灯の光によって
私は見ている
夜に浮かぶ雲の働きは奇妙だ
もう人々は眠る時間だというのに
気付きもしないで
気ままにちぎれてみたりして
月や星々を手で隠す
夜に浮かぶ雲の色は奇妙だ
ため息ついでに見上げると浮かんでいる
白いとわかっているから
夜なのに
白に見えるあの色は
本当は
何色なんだろう
夜に浮かぶ雲の時計は奇妙だ
地球のまわりを針も忘れて旅している
わたしが忘れていてもゆっくりはやく旅している
柔らかなじぶん(体)(ふんわり)を忘れることなく
本当の色なんてない
ただ真似るのにふさわしい色が
こちら側にあるだけだ
奇妙な雲のもどかしい伸びやかな
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