詩を書くのは時でしょうか
見つめ続けるまなざしが
腐葉土のようにあたりを柔らかくするので
道には無数のひとの
無数の足跡が残っていること
無数の風の傷跡が残っていること
知っています
指でなぞることさえできるようです
思いの跡は残っているでしょうか
わたしという道に
向きを変え
高さを変え
色を束ねて
吹き過ぎていった思いの跡は
沈黙には耐えられず
きっと何か言ってしまいます
無造作に
投げ出すように
拭き消していくように
きっと間違えるでしょう
それでも何かが残ることを
きっと願ってしまうのでしょう
畳の海に頬杖ついて
かかとで何度も
空想を描いては消した午後も
きっとどこかに残っているのでしょう
見つめ続けるまなざしが
腐葉土のようにあたりを柔らかくするので
道には無数のひとの
無数の足跡が残っていること
無数の風の傷跡が残っていること
知っています
指でなぞることさえできるようです
思いの跡は残っているでしょうか
わたしという道に
向きを変え
高さを変え
色を束ねて
吹き過ぎていった思いの跡は
沈黙には耐えられず
きっと何か言ってしまいます
無造作に
投げ出すように
拭き消していくように
きっと間違えるでしょう
それでも何かが残ることを
きっと願ってしまうのでしょう
畳の海に頬杖ついて
かかとで何度も
空想を描いては消した午後も
きっとどこかに残っているのでしょう
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