ひとの詩を読むのは
占いを見るようなもの
言葉の垂れ幕を
行ったり来たりして
手首の内側の血管が
青く複雑な模様を描いていて
少し伸びすぎた爪が
ひどく気にかかる
天窓から入る白い受容
考えあぐねて開いた形の両手に
空気のような固さで
注ぎ、あふれ、こぼれる
押しても引いても
言葉はつかむこともできないし
手離すこともできない
それで受容の中にしばし留まってみる
そばの川べりに集まる
くちばしと脚の黄色い鳥の
さえずりもこずえの模様を編み
天窓から降る
占いを見るようなもの
言葉の垂れ幕を
行ったり来たりして
手首の内側の血管が
青く複雑な模様を描いていて
少し伸びすぎた爪が
ひどく気にかかる
天窓から入る白い受容
考えあぐねて開いた形の両手に
空気のような固さで
注ぎ、あふれ、こぼれる
押しても引いても
言葉はつかむこともできないし
手離すこともできない
それで受容の中にしばし留まってみる
そばの川べりに集まる
くちばしと脚の黄色い鳥の
さえずりもこずえの模様を編み
天窓から降る
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます