九州産野菜・果物 大分の石川青果のエーコです!!

九州産の旬の青果の情報が満載!
ユーチューブで『アニメ 私の近くのグルテンフリーレストラン レシピ付き』も投稿中!

リベンジ小説?

2016年08月04日 | 安全安心野菜情報

こんにちは!

 

飛んで来る弾丸を箸で摘まんで流しそうめんの「かやく」に使うような日々を送るエーコです!

 

少し前ですが、先輩が私のfb(フェイスブック)のウォールに勝手に変な小説を書いたので、今度は私がそのお話の続きを先輩のウォールに投稿してあげました。

 

私のお友達には大好評だったのでこちらでもシェアしておきますね!

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

『田吾作ドンとエーコ様』  作:エーコ

 

昔々、ある所に、それはそれは男気の強い真面目な田吾作という農夫がおりました。

西に困った人が居ると聞けば駆けつけ、東に瀕死の人が居ると聞けばありとあらゆる手段を使って助けるような男だったそうな。

しかし、不思議なことに、助けた相手から、気づけば悪者扱いされていることも多々あったそうな。

「これじゃあ割りに合わん。馬鹿馬鹿しい。自分で勝手にしろ!」

ついに田吾作は切れてしまい、もう誰に対しても人助けなんかするものかと心に決めたのでした。

その夜のこと、寝酒を飲んで眠り込んでいた田吾作の枕元にポワーっと明かりが点りました。

しかし熟睡している田吾作はまるで気がつきません。

その光の中からそれはそれは美しい女神が現れ、田吾作の顔を覗き込むと自分の顔を近づけるのです。

翌朝、いつものように元気一杯目覚めた田吾作は洗面所へ行き、顔を洗おうとしました。

「ぎゃ~~~~~~~~~~~っ!!」

洗面所の鏡に映った自分の姿に驚いた田吾作が悲鳴を上げたのです。

鏡に映った田吾作の顔には、沢山の「祝ってやる」の文字が隙間なくビッシリと書き込まれていました。

「こ、こ、こんなことをするのはエーコ様しか居ねぇ~~~っ!!」

そう大声を上げると取る物もとりあえず、霊山の神様の下へ向かいました。

「神様!この顔をご覧ください!日に3度もお供えをしているのに単純な用心棒の真似すら出来ないんですか!?

明日からはもう何も持ってきません!」

田吾作は、そう言い放つと家に戻ってしまいました。

これを見ていた神様も呆気に摂られて

「勝手にせい!」

と吐き捨てるのでした。

その夜のこと、あまりの腹立たしさに寝付けずにいた田吾作。

部屋の明かりが不意に暗くなったと思うと部屋の片隅がポワーっと明るくなりました。

「田吾作や、ワシはお前に富と繁栄をもたらしてやったのに、なぜにこんな仕打ちをするのか?」

「どこが富じゃ!何が繁栄じゃ!」

「まだ気づかぬか?ワシのおかげで怠ける暇もなく働く習慣ができたではないか?」

「そ、それは・・・まあ・・・」

「お前も誤解されやすい体質だからワシのことが良く分かる筈。」


「はっ!そういうことか!俺は何て勘違いをしていただ!」


「分かれば良い。明日からはまたワシに日に3度のお供えプラスおやつを持ってくるが良い。」


この日を境に田吾作は心を入れ替えてせっせとエーコ様のために働くようになったそうな。


めでたし、めでたし。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする