おはようございます!
日々の売り上げを一手に握りしめ支払いに奔走する宇宙人店主エーコです!
仕事とは言え1週間も旅に出ていたにもかかわらず昨日はいつも通り沢山のお得意様がご注文してくれました。
しかもアンケート用紙には『洗濯船ロスが広がってた』の文字。
あまりの嬉しさに昨夜も遅くまで本日のお弁当の仕込みに励んだ田子作主人。
「ちょっとの手数の差が大きな味の差になるんだ。朝から仕込んでも間に合わん。」
「でも深夜過ぎちゃいましたよ。」
「どうせこの時間まで働いてるんなら夜も居酒屋でもするか?」
「え~!それは無理です!」
「少しでも毎日売り上げが上がれば一年後には大きな差になるぞ?」
「さすがに身体がもちません。」
「じゃあ代わりに毎日食事量を少し減らせよ。そうすりゃ実質的に利益が底上げされるからな。」
「それも却下!私は田子作主人のご飯をたらふく食べるためだけに働いてるのですから!」
「じゃあせめて俺の夕飯でも作れよ。自分の作ったのは一人でも多くのお客様に食べて貰いたいからもったいないし。」
「ぐぶぅ~・・・。仕方がないですね。それでは毎晩納豆がけご飯を用意しますね。」
「ちょっと待てぃ!!何で納豆がけごはんに特定されてるんだよ!」
「小さなこと言ってたら大物に成れないですよ。」
「全然小さくない!ちゃんとした物を作れよ!!」
「はいはい。」
「『はい』は1回でいい!」
小さい事にこだわる田子作主人は1年後に大きな差を生み出してくれるのでしょうか?