みすきのぶろぐ

役者「みすき康人」です。活動報告や宣伝、日々思った事、感じた事、社会問題その他あれこれを超不定期的に綴っています。

電車で見た小娘たち 精神的に品性下劣・・・

2005年06月20日 | つぶやき
昨日みすきが乗った電車(西武線)の中、日曜の午前と言うことで、お出掛け支度の乗客もいて少し混んでいた。
そんな中、みすきの横には一組の老夫婦が吊革に掴まって立っていた。年の頃70代と見えたその夫婦は感じのいい外見で、みすきはとても好感を持った。
そしてその正面の座席に、こちらは年の頃20歳位の小娘3人が座っている。どうやら「男の話題」で盛り上がっているらしい・・・まあ、それはいいとして。

その小娘達は目の前に立っている老夫婦に目もくれず、話に夢中になっている。
みすきが見たところ御婦人の方は少々足腰が弱そうで、電車が揺れる度に一生懸命バランスを取ろうとしている。
みすきが見てそう感じたんだから、小娘たちもさすがに気付いていただろう・・・たぶん。
しかし結局席を譲る事も無く、話が盛り上がったまま、電車は終点の池袋に到着した。
お前ら「お年寄りに席を譲りましょう」って学校で習わなかったのか~~~!

まったく、「席を譲る」という事を知らないのか、こいつらは?もちろんその小娘たちに、そうするように促してやれなかったみすきも同罪なのだが。
でも、みすきが促せなかったのは「つまらない反応をされて、バイト前に気分を害したくなかったから」なのである。言い訳だよ、もちろん。
でも、あの派手な化粧の顔(元はカワイイと思うんだけど)をムッとさせて大げさに席を立ち、イヤミの一つでも言われた日には、おそらくみすきの精神は平常を保つのが難しかっただろう。下手をすると「車内暴力」を起こしてしまったかも。その事が容易に想像できたので、敢えて何も言えなかった

たとえ騒ぎになっても「もともとはどちらが悪い」・・・などは連中には関係ないのである。

自分の欲望のまま。
甘やかされて育ってきたのかな。
他人のことなど見る余裕、思いやる余裕なんてないのかな?
そういう事を「カッコ悪い」事だとでも思ってるんだろうか?


ただこういうのは、本人の自発的な行動があって初めて相手に気持ちが伝わり、それが周りにも蔓延して行き、周りの人も気分がよくなる・・・というものだと、みすきは思っているので、小娘がイヤイヤ譲ったところで、そんな譲られ方では老夫婦も座りヅライだろう。

残念な事に、これはもう「見慣れた風景」になってしまっている。そのことはとても悲しい事であり、現代の若者たち、20年後にはどうなっているのかと考えると、やはり物悲しい感は拭えない。
例えば小娘たちが非常に疲れている状態なら仕方ないと思う。みすきも超疲れたときは席を譲れないが、どう見ても若さイッパイの小娘たちは電車で立っているのも「ダリィ」のか?

これもよく見る風景だが、体格いいニイチャンはシートに浅く座り、汚い太い脚を大きく開いて投げ出して。隣に座る人、通路を歩く人の事なんて考えていない。しかもヘッドフォンステレオをシャカシャカさせてた日には、みすきは隣の車両に移動する・・・イラつくだけ損だ。

この先、この国はどうなっちゃうんだろう?もちろん、世の中こんな若者ばかりでない事は解っているし、大の大人だってそれ以上にマナーを無視している場合がある。みすきも自分で気づかずにやっているかも知れない。
でも、みすきは日本というこの国中がこの先どんどん「品性下劣」になって行きそうで、それを考えると悲しくなる今日この頃である。