みすきのぶろぐ

役者「みすき康人」です。活動報告や宣伝、日々思った事、感じた事、社会問題その他あれこれを超不定期的に綴っています。

悪い事は出来ないものだが…(銀行にて)

2006年01月26日 | つぶやき
昨日、久しぶりに、みすきの中の天使と悪魔が激しく葛藤した。

場所は銀行、昨日は世間では給料日でどこも朝から混んでいた。
そんな混雑も一段落した夕方4時頃の某銀行某支店。
みすきが利用した隣のATMが誰もいないのにピンポンピンポン♪とうるさい。「なんだ?」と見ると…
なんと現金の取り忘れ!
おお!これはラッキー!と、その現金(5万円あった!)をサッと取り出し出口へと急いだ…悪魔モード
ところが、5~6歩進んだところで立ち止まりそのATMまで戻ったみすきは、横に着いているインターフォンを鳴らしていた…天使モード

インターフォンで行員に事を話し、現れるまでの長かったこと…実際にはほんの1分位だったのだろうが、その間にも…

「このまま持って帰っちゃえよ」
…いや、やっぱマズいだろ…
「バ~カ!初めて入った支店だし、いま出ちゃえば判らないよ」
…でも、防犯カメラもあるし…
「ほらほら、ちょっとした小遣いになるだろ?このまま逃げちゃえよ」
…で、でも…う~ん、そうかな…

悪魔がここぞとばかり囁くささやく…みすきもその誘惑にフラフラっとしかけた時、行員が現れた。
ホッとしたのも束の間、その行員は事情を説明するとすぐに引っ込んでしまった…みすきはまたATMの前で1人誘惑と闘う事になった。

「なんだよ、あの行員使えねーな、こっちは仕事の途中なんだし、もう帰っちゃえよ」
…そうだよな…いつまでも待ってられないよな…

…悪魔の囁きに負けそうになった時に再び、今度はまた別の行員が現れた。
その行員の愛想ない事。こちらは善意で届けたのに、疑わしそうな表情をあからさまに見せていた。コイツは何か犯罪に関わってるのではないか…と言う応対、挙げ句の果てには現金をそのまま手渡し…預かり証も何もなし。

いま一つ腑に落ちない気分で銀行を出たみすきだが、あんな応対されるなら悪魔の誘惑に負けても良かったかな…などと思ってしまった。
ここでも正直者がバカをみたか…そんな気分になってしまう、三菱東京UFJ銀行都内某支店での出来事だった。