みすきのぶろぐ

役者「みすき康人」です。活動報告や宣伝、日々思った事、感じた事、社会問題その他あれこれを超不定期的に綴っています。

明日は我が身

2011年09月09日 | 時事ネタ(みすき流)
記者の眼 「40歳以上の日本人男性はいらない」 イオン人事担当者の本音とドジョウの進む道(日経ビジネスオンライン) - goo ニュース

■「40代以上の日本人男性社員はもういらないんですよ」
 新幹線の車内で話を聞いたイオンの人事担当者ははっきりとこう言い切った。ここ最近の取材で聞いた言葉の中でも、強く印象に残ったものの1つだ。(後略)■



この記事全ては読めなかったので、リード部分のみで言ってしまう。もしも記事の趣旨から違っていたら、どうぞそのまま受け流してください。

この「人事担当者」様は、いったい何歳なんだろう・・・20代?30代?
この人はずっと歳を取らないつもりなんだろうか。

こういう人に限って自分は他の人とは違うんだみたいな思いが強くて「今の位置以下」にはならないと確信しているんだろう。それが将来、何かのキッカケで自分もその「いらない」側に入ったときにプライドがガラガラ崩れて茫然自失の挙げ句、自殺とかしてしまうんだろうな。

明日は我が身、でしょ。

まあ、「負け組」の自分から言わせてもらうと、こんな事を偉そうにのたまうヤツは口先だけの大したことないヤツだ。

この不景気で企業を存続させるのに、高年齢者を切ってのコストカットも一つの手だが、そんなことは中小企業のオヤジだって出来ることだ。
イオンほどの大きな企業だったら逆に中高年層を上手に雇っての経営だって出来るはずだ。いや、そういうプランを考えられる人事担当を育てなければイケナイのではないか?

ああ、そう言えばどこかの鉄道系のホテルも40代をバシバシ退職させていたなぁ・・・。

人は財産でしょう?

経営でも演劇でも、それは一緒だと思う自分が甘いのでしょうか。

本当に40歳以下がいらなくなったら・・・
若造しかいない会社なんて、逆に未来はないのではないか?
若者だけでやっている演劇が今ひとつ物足りないのと一緒で・・・。

いくら取材でも、人事担当者がこんな事をどうどうと言ってのける企業なんて海外でもなんでも行ってしまえ。全国からイオングループが無くなれば、逆に町の小売店が繁盛して景気良くなるかもしれないし。


・・・と、刺激的な見出しに釣られて書いてみました。