みすきのぶろぐ

役者「みすき康人」です。活動報告や宣伝、日々思った事、感じた事、社会問題その他あれこれを超不定期的に綴っています。

そして稽古は続く

2018年11月20日 | 演劇・映像活動
前記事で告知した「夢めぐり in 板橋」のオファーをいただき、稽古に参加し始めて既に一月が経った。

これまでは全体の調整…みすきのように夏の公演に参加していない役者と、前回公演に出演した元々の役者間で流れや動きを把握する事がメインの稽古だったが、11月に入り演出もつき始め、芝居の稽古感も増してきた。

会場が変わるので、それに合わせて演出も変更されて来ているようだが、初日に客として一度観に行っただけの自分にはよくわからない(* ̄∇ ̄*)

みすきにおいては、前回公演の役者を意識しつつも自分のキャラを出しつつ稽古に臨んできた。
演出もそれを見ながら自分の持つ役のイメージと場面のバランスを考えつつ、巧い落としどころをを探っていたようだ。

演じるキャラはみすき的に好きなタイプで、これまでの立ち稽古では結構楽しんで演じていた…のはいいのだが、みすきは乗ってくると声が高くなるわ動きが大きく(わざとらしく)なってくるようで、今回もそのノリになってしまったようだ。

演出の指摘もあったために、もっと大人しいキャラに変更となった。なので今回このノリは封印する事になる。

確かに。

これはみすきの持つ悪い癖のようなものなので今回と言わず、生涯封印してもいい位のものだろう。そうだ、これを機に封印してしまおう!

思い返せば数年前、朗読劇に出演した時の演出にその事を散々指摘され、ひとまずその公演では直ったが、年月を経て…気分的なものもあるのだろうが…また復活してしまったのかな。

また、その朗読劇のさらに数年前に出演した舞台の稽古で言われた「それを直さないと映像は無理だよ」という言葉を思い出したりもした。その後も映像にはいくつも出演したが、常にこの言葉は忘れずにいた。あの時の演出さん…名前はもう忘れたが、ありがとうございました!

そんなこんなで、これからも稽古は続く。気付けば本番まであと40日、台詞はほぼ大丈夫な段階まで来れたが、これからの試行錯誤は楽しくもありキツくもあり。でも既に自分なりの新バージョンのイメージは出来ているので、次回稽古で試してみたいと思うが、実はそれによって不都合が発生する点がいくつかあるけど…それを演出はどう処理するだろうか、これも楽しみにしている。

そしてまだまだ稽古は続く。

「夢めぐり in 板橋」
2019年1月5日(土)
劇団ふぁんハウスサイトにて、ご予約受付中です。