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七夕

2014-07-07 23:44:41 | 川柳のような・・

毎年思うこと。

七月七日の空模様は、なぜにモノトーンなのかと。

天候、宜しくないな、、、と。


で、織姫と彦星の身になって考えてみると、なんとなく納得できる。


この日、地上の人々は笹の葉に願い事を書いた短冊を飾って、誰もが夜空の天の川あたりを見つめて祈ったり、ロマンチックな気分に浸ったり、嬉しさを求める。

はたまた、やり場のない人々が、身勝手に妬んだり恨んだりして、七月七日の夜空を睨み付ける。


織姫と彦星は、この時期にしか会えないのに、はたからやいのやいの勝手な思いが飛んできたら鬱陶しいし、謂わば耳障りな感じだよね。

自分たちのことで精一杯だろうし。


だから、雲や雨で夜空を隠しちゃうのだと思ったりする。


きっと、織姫と彦星は優しい二人だからそんなことはできないので、二人を見守る神様の仕業な気がする。


だから七月七日の空模様がぱっとしなかったら『水入らずで、幸せなひと時を!』と、織姫と彦星に願いたくなる。



七夕の

見えぬ夜空の

幸願う