
自分で自分の歴史を説明できない人の診察は難しい。正確に伝えられなくても飛石的でもキーワードが出てくると、なんとか点と点を繋げることができる。しかしそれもないと、、、
BC中の医療記録もさほどない。このようなパターンが一番難解。
あちらことらへ電話して情報収集から始まる。そんな私の苦労も知らずに、これからどうするんですか?!と攻め寄るチーム。
すぐには答えは出ません、と言うと、
チームとして彼の安全と健康を心配してます!とまるで教科書に書いたような返事。いくら心配したって救急的な要素は何もない。やれる事を一つずつ切り崩していくだけ。じゃあ、これからは美加に渡すと言う形でケースを閉じて良いですか?
正直、このチームほんと使えない、と思った。何のために存在するんだ!と。もっと長いスパンで関われるチームに紹介をしたの?と聞くと
受け付けてもらえない、と思う、と。
はあ?このケースの難しさを理解しているならトライぐらいするべきでしょ!とイライラが声に出る。絶対無理だからしません、と何とも頼りない返事。
OOとXXがあるから紹介の必要事項に適合してるでしょ、それくらいしてちょうだい!と伝えた。さあ、やるでしょうか?
探究心もチャレンジ心もない。その上、諦めも思い込みもたっぷり。そんな姿勢じゃこの難しい人口層を相手にできないよ。何も変わらず、箱を右から左へ移すだけで、それをケアと呼ぶのだろうか??あーと項垂れる午後でした。
冒頭写真: 由縁のレストラン。朝ごはんが美味しかった〜。メニューは2日分あって繰り返しと。鯖が麹につけてあって美味。

