気づけば7月も終わり!!!!
シンポジウム前にちょこっと遅れを取っていたけど、予想外の長さ時差ボケに苦しみ、気づけばこんな時期に。いつもは7月中旬には診察に関する数字をまとめ、その考察と次の3ヶ月への計画修正などの報告書も書き終えているのに、、、、
と電子カルテのサーチエンジンに取り組むのである。
で、今回何故か女性の平均年齢が39歳へ!今までで一番低い。んんんっっっ?高校のクリニックが忙し . . . 本文を読む
今の仕事で1番難しいと思うことは、白黒つけられない時。教科書通りにいかない時。いわゆるさじ加減が重要になります。
そのさじ加減にもエビデンスが重要なのですが、それが当てはまらない時もあります。
なぜそれをするのか、きちんとした理由があり、他に説明できれば大丈夫となります。その理由がEBP(エビデンスを元にした医療) なのですが、EBPがない時にどうするか?
例えば覚醒系の薬物を利用していること . . . 本文を読む
カナダに戻ってきてから、ずっと忙しい。複数の患者さんの状態が悪化し病状がとても複雑化している。入退院も多い。
残念なのは入院してもその複雑さは変わらない。難しい複雑な症状はあればあるほど、こんがらがった糸を解くような丁寧な作業を要求される。教科書通りにしてうまく行く人より、カスタム化させなければならない方が多くなる。忙しい病院でそんな事をしようとする医師は少ない。だから最新の診断機器があろうと、 . . . 本文を読む
昨日の続きでバイアスについて。
製薬会社や医療機器会社と癒着と書きました。所謂賄賂的な話です。では正式に勤労に対して支払いを受けている場合はどうでしょう?
企業側はエキスパートなオピニオンが必要ですから、エキスパートと呼ばれる医療者に報酬を渡し意見を求めます。知り合いのナースプラクティショナー(NP)には、企業の商品についての勉強会などの講師となり支払いを受けている人を数人知っています。もちろ . . . 本文を読む
シンポジウムのパネル時にガイドラインについて発言した内容に補足。
ガイドラインを鵜呑みのするのは危険です。ガイドラインが何を元に誰が作ったのかバイアスがないか見極める能力はAPN (高度実践看護師)として重要になります。バイアスがなく、EBPに沿って作られたものであるか確認して使用する。そして時が経てばそれを見直すことも起こります。常にアップデートしたものに敏感になることが必要です。
これが言 . . . 本文を読む