さあ、今回の16日間の旅。3ヶ所目の目的地はカルガリー。目的は3月に購入した家とレノベーションの設計を依頼している建築士に会うため。
私たち6月にカルガリーへ引越します。
3人の子供たちが巣立ちEmptyNesterになった私たち。今の家は大きすぎて一回り小さい家へ引越すことを考えていました。末娘がカルガリー大学へ進学し、9月にカルガリーを訪れた時カルガリーの良さ、自分たちの利点などを発見し、カルガリーへの引越しを決意しました。
末娘もカルガリーをこよなく気に入っていて娘も大賛成。
私は迷いました。同じ国でもカルガリーはアルバータ州。仕事を続けるためには免許をAB州でも登録しなければなりません。州が変わればNP免許のレギュレーションも若干異なります。スタンダードも。薬物依存医療の分野ではかなりの違いがあり、学び直しも必要です。同じような仕事に就けるのか?年金はどうなるか?その他の不安材料もありました。しかし最も自分の利点になるであろうと思う点が大きすぎて決意。
それは大学院進学です。
このところずっと考えていたのですが、フルタイムの仕事をしながら進学がどうしても考えられませんでした。しかし家のローンもあるので仕事量を減らすことはできず、、、。マスターの時のように勉学、仕事、子育て、家庭の両立ができる年齢ではありません。子育ては終わっていても仕事と勉学の両立だけでアップアップしそうで、踏み切れませんでした。
特にカナダの博士課程はフルタイムで5年。パートでも6年。ドロップアウト率は50%越えの難関。無理無理とずっと思っていました。
しかしカルガリーに越せば住宅ローンはなくなり(住宅事情の差)、働く必要もない状態となります。それに一番惹かれて決めました。
退職し年金受給をしながら進学も考えましたが、第一線を離れるには、まだ早いような気がしてパートタイムで働くことを決めました。10年ぶりにレジメ(履歴書)を作成し、募集に応募して、面接準備もしっかりして、すでに内定ももらっています。今までと同じような職を獲得しました。年金の積立も今まで通り継続できます。
最近忙しくしていて、ブログのアップデートが飛び飛びになっていたのはこれらのせいです。
今の休暇明けに離職願いを出します。ドキドキしています。看護師時代も合わせて23年間働いた職場ですから。思い出も沢山あります。
しかし日本を離れた時と同じように、終わりは始まり。新しい人生の転機が待っているので前進あるのみです。チャレンジするから飛躍があり成長がある。信じるだけです。
冒頭写真: カルガリーの家。私が生まれた年に建てられた家です。古くていい作りの家で、立地条件もバッチリ。どんな家にしていくのか、これも大きな楽しみです。
私もまだなにかやらなくちゃ・・・
ありがとうございます