私のクリニックスケジュールはとても複雑。外回りが多いし、2週間ごとのクールが基本だから。しかしメインの診療所の受付はしっかりしているので、その人と話すか留守電を残せばきちんと私に伝えてくれる。急を要することは外回り中だったらテキストで知らせてくれる。
しかし私といつでも直接話したい人にとっては不都合(って診察中だったら診療所にいても電話はとらないし、何事も優先順位というものがあります)。
で、 . . . 本文を読む
ああああ、大泣きしそうな1日。複雑な患者が勢ぞろいしてやってくる。どれもこれもややこしくて金田一耕助のように頭をかきむしりたくなる。
中でもこの彼女は筋金入り。外傷で頭の手術をして後遺症の為、思考力や行動力が乏しい。家庭内暴力で家を出て、その系列のサポートを受けていたが、体調を崩して入院。退院後隣町の同じような短期滞在の家へ引っ越し。それに伴い薬局も変わった。
退院時の記録と実際処方された薬は . . . 本文を読む
昨日の続き。
もちろん私も患者をこのトライアルに紹介します。そのうちの1人が引っかかりました。長年の喫煙歴、精神科系疾患、アルコール依存症の彼。今は完全にアルコールを絶っていて、服薬もきちんとするので精神科系疾患も落ち着いています。しかしやめられないのがタバコ。
ガンがはっきり画像に写ったわけではなく、これは確信が持てないぐらいの形状。検診側が決めたのは6ヶ月後もう一度低量放射線のCTを撮り、 . . . 本文を読む
現在カナダで行われているガン検診は3つだけ
子宮頸がん
乳ガン
大腸ガン
日本のような人間ドッグは倫理的な理由で行われていません。以前書いたのはこちら。この時からガイドラインはずいぶん変わりました。子宮頸がん検診は25歳から。乳がんも変わりました。
あまり知られていないのですがここ数年カナダで 行われているのは肺がん。
ハイリスクと認められた人だけができる診断方法です。現在はトライアル中で正 . . . 本文を読む