走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

世界との差 その5

2025年02月14日 | 仕事
シリーズその5その1 日本の問題点その2 法改正ができることを知ってますか?その3マンパワーを自覚していないその4政治は投票率が反映される日本の看護が変わらないのは看護師自身のせいでもある、とこのシリーズで書いてきました。医療職の中で最大級の職能団体である自覚を持って欲しい。有権者として権利を最大限使って欲しい。そして最後は古い法政のために日本の看護教育が陳腐なものになっている事を看護学識者が . . . 本文を読む

世界との差 その4

2025年02月12日 | 仕事
シリーズその4その1 日本の問題点その2 法改正ができることを知ってますか?その3マンパワーを自覚していないマザーテレサは自分のことを無力と感じるかもしれないけれど、大海でさえ一滴一滴の水からできている、と言っていました。1人では無力と感じるかもしれませんが数が集まれば大きな力になると言う意味です。医療で一番大きな職能団体である看護師が力を感じないのは、その自覚がないことと、それを利用しないか . . . 本文を読む

世界との差 その3

2025年02月11日 | 仕事
シリーズその3その1 日本の問題点その2 法改正ができることを知ってますか?日本の看護師にアドボカシーについて聞くと患者の代弁者と理解はしているのですが、患者の意思を医師や医療チームに伝える、に留まっています。間違いではありません。ミクロのレベルではそれでOKなのです。しかしアドボカシーの中にはマクロの要素もあり、患者の声を上層部や政治家へそして法律が反映されるところまで持っていくのも欧米の看 . . . 本文を読む

世界との差 その2

2025年02月09日 | 仕事
さあ、久しぶりのシリーズの始まり。Xでフォローしている@Yukashi75124801のポスト内容についての私の想い。Xへ書いたのは不思議がいっぱいの日本。現実と法規にギャップがあることをわかっていても変更できない日本の厚い厚い壁。国会に看護師を送り込んでも変わらない。協議会の声は届かない。看護協会は何を考えているのか、わからないことばかり。しかし、そんな酷い状況の中でも自己研鑽でICNのレベ . . . 本文を読む

世界との差

2025年02月07日 | 仕事
Xでフォローしている@Yukashi75124801のポスト看護師養成所指定規則は、看護師国家試験受験を可能とする学校の必要条件を定めたものになっている。仮にこの規則に則っていない教育をする学校を卒業しても国家試験は受験できないので、看護教育の基盤になってしまっている。これは厚労省・文科省の省令。両省の大臣が発令する命令というシステム。つまり両省が世界基準の看護を理解していない事が、日本で働く . . . 本文を読む