自分の俳句の紹介をすっかり怠っていました。3ヶ月ごとが、7ヶ月も間が空いてしまった。ずっと続いていた忙しさが少しずつノーマルに戻りつつあります。
まずは俳句生活
「霞」 佳作 地図と杖熊野古道の昼霞
「花見」 人選 花の幕箸と正座の留学生
「蜂」 人選 次々と鳥の骸へ雀蜂
「葉桜」 人選 葉桜や歯ブラシ二本色違い
「短夜」 佳作 カーテンのひだの濃淡短夜かな
「水着」 佳作 伊太利亜の眩しき黄色水着買う
「墓参」 人選 介護ベッド届いた夕の墓参
松山市の俳句ポスト
「余寒」 中級 並選 脱殻の崩るる鱗余寒かな
「囀」 中級 並選 囀や新顔二人バスを待つ
「山笑う」 中級 選外 大小の牛の数多や山笑う
「薄暑」 中級 ボツ
「南風」 中級 並選 南風魚介パスタの黒胡椒
「夏休」中級 並選 夏休みまち針増える日本地図
「八月」 中級 並選 八月や折目の多い時刻表
「色鳥」中級 佳作 色鳥や一週分のピルケース
一句一遊は全く投句せず10ヶ月が経とうとしています。復活できるかな、、、
有料会員のおうちで俳句くらぶ。
第41〜46回。並選 5句、ハシ坊 1句、出し忘れ1回。1句出しの時もあったなあ。
以下は人選
国鉄の復刻色や春を待つ
ライオンと啜るソーダのメロン色
バスカーの指の刺青夏の宵
土用東風重荷の牛を塩街道
ビーサンの掠れた文字や夏の果
コスモスや羊の尻はわさわさと
秋登山粒あんぱんの丸みかな
細々と続けることができる俳句。忙しい中でも周りを見渡せば俳句の種があります。面白いですよ。初めてみませんか?
冒頭写真: 日本は、まだ所によっては30度を越えると聞きますが、標高1000mにあるカルガリーは初雪が10月20日に記録。雪は金曜日まで残るほど寒い日が続いていました。そして今日もまた雪。寒さは続くと予報が出ています。こんな状況でも車中泊の旅とハイキングへ出かける私たち。厚い氷があっても、BC州のように雨ではなく晴れているので楽しい。病みつきになりそうな予感。
一句できそうです。
そうそう、色鳥、佳作(人選)おめでとうございます
ほぼ1年ぶりの佳作嬉しかった。勉強会ではあんまりでしたが、自分は好きだから送る、と信じて良かった〜