医療者も人間。得意、不得意もあれば好き、嫌いもある。人間なので仕方ない。大切なのは、自分のそういう部分を知り、知らぬ間に自分の選り好みが仕事に影響しないように注意を払うことだ。
私が患者にカチンとくるのが、親の自覚が低い人。どうもこれにムカッときてしまう。
先日、久しぶりにライラが再診に来た。暴力的な夫の元から子供を連れて逃げてきたライラ。息子は7才になったばかり。ライラは暴力の後遺症と元々あ . . . 本文を読む
先週の連続ドラマで主人公が双子を産んで仕事に戻るかどうか悩むシーンがあった。働くママとしてはぐっと来てしまった。
職場での男女平等が進んでいるので、子供を抱えて働き続けることは、さほど難しくない。しかし絵里佳を産んだ時は12時間の交代勤務をしていた。旦那は10時間の交代勤務だった。産休、育休を一年取り、職場復帰をした時には住み込みのナニーさんを1年半雇った。上の子二人は1日12時間大きなデイケア . . . 本文を読む
昨日からの続き、、、、
ブライアンは2年前にお隣の州から引っ越してきた。彼は来たくなかったが一緒に住んでいる彼女に子供の教育のためにどうしてもと言われ、渋々やってきたのだ。10年ほど前に交通事故で大怪我をした彼は、奇跡の生還をなし職場復帰をしたところで調子を崩し休業中。州を変えたため、支払いは凍結し熱心に診察しいた医師も失った。
BC州へ来てから色々なファミリープラクティショナーに受け入れても . . . 本文を読む
医療者に話をよく聞いてもらいたい時どうしますか?
1) 客観的に、詳しく、順序良く話す。
2) 聞かれたことだけに答える。
3) 忙しい医療者のことを思い、短時間しか接してもらえないからと機関銃のように早口で喋りまくる。
4) 言ったって聞いてもらえないからと、何も言わない。医療者任せにする。
効果的な会話というもには、相手がどういう風に聞いているか、理解してくれているのかと観察しながら相手の . . . 本文を読む