走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

バイオニックウーマン

2023年01月04日 | 仕事
楽しかったスキー旅行を終えて帰宅して、苦しむのは左膝の痛み。

20代後半に両膝の半月板損傷をして、右は手術をしました。左はしないまま渡加。O脚もあるので左の膝痛はひどくなるばかり。リハビリに通ったり、バレエをしてかなり良くなったのですが、11月に帰国した時、レストランのテーブルに鞄を乗せられる棚があることを知らず椅子を思いっきり前へ出した時、曲げたままの左膝をガツンと打って、目から火が出るほど痛くて、その後から膝をついたり、完全に曲げることができませんでした。

スキーは膝に負担がかかる運動。転んだり捻ったりは全くしなかったのですが、5日間連続、1日5〜6時間、ガンガン滑っていました。それも上級者コースを主に。斜度もしっかりあり、不整地も木の間を行くのも大好き、スキー距離も長いコースを。

毎晩、お風呂やジャグジーに浸かってマッサージをして抗炎症剤を局所に塗りまくり。そんなことをしていました。

ホテルに滞在していたので気づかないかったのですが、階段の登り下りが全くできない。筋肉痛とかではなく、膝がゴリゴリ痛みます。手すりに捕まってヒイヒイ言いながら昇降の我家。

主治医に診察してもらい、専門店へ。主治医にも専門店のスタッフにも言われたけれど、半月板損傷をした人は慢性関節炎になるからねえ〜、と。そうね、そうよね、この症状は関節炎。

2種類試してこちらへ決定。





狭くなっている内側の関節の間隔を広げてくれるので痛みが和らぎます。山登りやスキーをする人はこれで好きなことが続けれると喜ばれますよ!って。相方にバイオニックウーマン(知らない人が多いかも)みたいって言われた。いくらだと思いますか?

15万円。でもお得意様ということで12万円へ。医療器具の申請をしてしっかり保険に払ってもらいましょう。痛いのは膝だけでなくてお財布も痛がっているわ、、、、

冒頭写真: あー楽しかったなあ、と全然後悔していない自分が怖い。次のスキー旅行は1ヶ月後〜。さ、それまでせっせとリハビリにに通うぞ〜


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