同僚に恵まれる

この方の事を同僚の薬物依存カウンセラーに相談しました。だって自分自身どうして良いかわからないからアドバイスが欲しいと。

薬物依存について正当な理由を淡々とと語れるのは依存しているから。考えてみるに私の患者層は薬物依存でも末期に近い層。完全に脳のワイヤーがリモデルされ、人間的な機能が低下している人たち。だから私は彼女のように自分と同じレベルで薬物依存を正当化する患者に会う機会が少ない。カウンセラーの同僚はこのようなハイファンクション薬物依存者とのカウンセリングも得意。彼女のアドバイスは的確でした。

印象に残ったのは、
美加の事を信頼して診察に来る事はヘルシー。これを崩さず続けていく事。

それから、
美加の仕事は孤立しがち。仲間とシェアするって大切よ！

そうだと思う。今の仕事は患者1人1人を相手に判断の連続の繰り返し。チーム医療とは違うのでケースをシェアする事も少ない。私はコミュニティーに沢山の同僚がいる。しかし職場も違うし、雇い主も違うし、職種も違うし、同僚ではない、と言った方が実は的確なのだ。しかし患者を軸にする大義では大きなチームの中の一員。共通の患者ではないけれど電話一本入れたら快く相談に乗ってくれる同僚。やっぱり同僚と呼びたい。恵まれてるな〜〜



娘の学校のバインダー。中のコラージュは自身作。娘の芸術的センスが大好きな母です。