miyabuの雑記帳

ボケ老人の無責任なお話

5300年前の男アイスマン

2010-08-28 | Weblog
この写真は20年ほど前、アルプスの氷河の中で発見された、5300年前のミイラの正確なレプリカです。2005年4月名古屋のボストン美術館で展示されたので、ご記憶の方も多いと思います。

このほど、イタリヤの研究者の間で、氷河の中に埋葬したのだとの説があり、話題になっています。死因についてはスイス・チューリッヒ大学の研究グループにより、矢尻による、動脈損傷出血死、との結論が出ています。氷河に埋まっていたことに対してはいろいろな、推測がなされていますが、確定的なものはありません。

ただ、5300年間氷漬けになっていたので、着衣、装飾品とも、腐敗・散逸を免れ、死亡当時を、正確に再現することが出来たとのことです。改めて思うのは、5300年前このような弓矢を武器に、このようないでたちで、すでに部族間闘争が、行われていた事実を見せ付けられ驚くばかりです。


伊自良の釜ヶ谷山696m

2010-08-25 | Weblog
釜ヶ谷山に登る予定で、出かけましたが、登山口までの林道に、写真のような立て看板があちこちにあり、ヤマヒルの多いことを警告していました。

伊自良キャンプ場の駐車場に車を止め、写真の登山口まで10分、ここまでは舗装された林道ですが、ここから先は、夏草の茂った林道が暫く続きます。

今の時季は、山ひるの一番活発な時です、はたして100mほど歩いて足元を確認すると登山靴に5~6匹確認、あきらめて引き返すことにしました。美山の相戸岳、神崎の舟伏山、根尾の妙法が岳、など夏場に歩くと下からも上からも、ヒルに攻められます。ここも晩秋向きの山のようです。

伊自良湖畔のレストランでかき氷を食べ、伊自良特産の黒にんにくでも買って帰る積りで、特産品市場に向かう。青森県の黒にんにく、伊藤園の醗酵黒にんにく、小林製薬の黒にんにく、などいろいろな黒にんにくが出ていますが、醗酵させて熟成することで、真っ黒になるのは、みな同じ製法だろうと思う。伊自良の黒にんにくは300g、¥2,100でした。

8月の誕生山

2010-08-21 | Weblog

林道から小さな谷川を渡って登山口に入るのですが、夏草に覆われて行き止りの感じになっていました。草を踏み分けさがしていきますと、どうにか道らしき感じのものに行き当たり、くもの巣と格闘しながら、尾根道に出る

尾根道には美濃ゴルフ場方面からの登山道と、われわれが登ってきた長良川からの道が右、左に分かれる状態で合流しています。

外観はピラミット状で容子のいい山ですから、山頂近くになると、パイプにたよっての登山になります。

山頂には大きな反射板が設置されていて、木陰が無いので、奥の林間で食事休憩、三角点隣に「誕生神社跡」の石碑があり、それを囲んで記念写真。登山道には猪が、餌のミミズを探して、掘り返した跡が、4箇所ほどありました。衣類は絞るほどの汗で、帰途各務ヶ原の温泉「美人の湯」に入浴。陽だまりの会8月例会でした。

活性酸素と水素水

2010-08-17 | Weblog
4年ほど前に、ミネラル水の特集のようなテレビ番組がありました。そのなかで日田の天然水には活性水素が多く含まれていて、これを飲むと体内の活性酸素が還元され、生活習慣病を予防するようなことが、取り上げられていました。世界では、ドイツのノルデナウ水やメキシコのトラコテ水が有名だとのことでした。

水素水が生活習慣病に良いと言うことで、いろいろな水素水装置が販売され始めましたが、活性水素とは、水素ラジカルともいわれ、メキシコのトラコテ水などは、魔法の水として、世界中に愛用者がいるようです。長い年月をかけて地上に湧き出る間に水に溶けている、ミネラルと活性水素が結合した物で、「日田天領水」は、カルシュウム、マグネシュウム、カリウム、ナトリュウムなどが、バランスよく含まれていると健康情報図鑑は述べています。

人工水素水に科学的根拠のないものもあり、公正取引委員会から排除命令が出た、信頼性の怪しい物もあるようです。水素水装置の供給者は、活性水素などは存在しないと言っています。分子である水素水こそ、本物の抗酸化飲料であると、主張しています。今回マウス実験で顕著な効果を表したのは、人工水素水でしょうか。

黒四へ妻とドライブ

2010-08-08 | Weblog
8月7日土曜日、妻と黒部に逃暑ドライブをしてきました。大町・黒部スカイラインの終点、扇沢駐車場まで往復580キロのドライブでした。

ここからは、関西電力のトンネル専用バスに乗り換え、黒四ダムまで15分です。料金往復2500円、トンネルの中の駅から、階段を270段ほど登ると展望台60段ほどトンネル階段を下ると、ダムの堤防通路に出ます。トンネル内の気温11度。

今の時季ダムは観光放水をやっています、爆水の中に鮮やかな虹がかかっています。


ダム堤突き当たりは、またトンネルでこれを進むと、黒部ケーブルカーの発着場になります、乗車場からトンネルを左に進むと、遊覧船乗り場から、カンパ谷吊橋に出ます。なをこの遊歩道を進むと、黒四ロッジから、黒部平駅への登山道になります。ケーブルカーは、黒部平駅まで、トンネルの中を走り、黒部平から大観峰まで立山ロープウエイになります。

黒部の太陽という映画にもなりましたが、黒四ダム建設の殉職者は171名、その全員の氏名が記された碑が、この写真の隣にあります。

日本人の誤解

2010-08-06 | Weblog
法政大学の小峰教授がテレビ朝日のインタビューに使用した、内需と輸出の2002年から2007年までの平均数値表があります。私はいままで、日本は輸出依存が高く、内需依存の低い国だと認識していました。この数値表を見てとんでもない誤解に気づきました。

輸出が総需要に占める割合は、アメリカが一番低く9.6%、2番目が日本で14%、3番目がフランス21%、ドイツは32.3%、韓国は30.3%となっています。また輸入が総供給に占める割合は、日本が一番低く12.9%、2番がアメリカの14.5%となっています。

この数字は、データーの摂り方に問題があるのではないかと、目を疑わせます。これが本当なら、日本が輸出立国なんてとんでもない話です。また輸入品に溢れている現状を、どのように解釈したものか、迷ってしまいます。

足のないカエル原因はヤゴ

2010-08-05 | Weblog
大量に見つかった、後ろ足の無いカエルの原因は、ヤゴ(トンボの幼虫)のようです。ヤゴは赤虫などを餌にしていますが、鬼ヤンマなどの大きなトンボのヤゴは、メダカやオタマジャクシを餌にしているようです。以前アメリカでも同じような現象が起こり、調査の結果、ヤゴによるものとして、学会誌に発表されていたようです。

エンジン刈払機を持参で、山小屋周辺の草刈をしてきました。梅雨をはさんで一月ほど行ってなかったので、半日タップリ汗を流しました。たまたま隣の小屋の人も、草刈機持参でやって来ましたので、二人仲良く周辺の美化が出来ました。この隣人はアンモナイトの化石収集が趣味で、採取してきた石の倉庫と、研磨用の機械を置くための小屋を建てているのですが、小屋の中には大小のアンモナイトの原石が詰まっていて、この石は、仲間での取引で150万ほどします、などの説明を受けるのですが、私には殆ど解りません。


国会中継を見て

2010-08-03 | Weblog
いい出足だと感心しています。いやらしい、足の引っ張り合いになるのかと、思っていましたが、意外や自民党が、大人の態度で質疑に入ったので見直しました。参院選で勝利した余裕でしょうか。

国の予算は220兆円規模ですが、そのうちの120兆円は特別会計で、殆ど審議の対象になっていません。ほぼ100兆円の一般会計予算を10%カットして浮かした1兆円を、重点施策に向けるのが、管内閣の予算編成です。

本当に無駄や、不正蓄財が存在するのは、特別会計にあると思うのですが、こちらの方は、用途が決まっているから、官僚の管理の任されています。以前から主張し本欄にも記載しましたが、官僚には独特の思考回路があり、とんでもない用途に使われた金でも目的に沿った資金流用になってしまいます。

予算審議をする際は、220兆円を対象に審議をする、民主党のマニフェストにもあることですが、どういう訳か管内閣は一般会計の分野だけで終わらせたいようです、自民党時代からの方式で、財務省主体の予算編成方式です。