日本は、豊富なエネルギー資源を持った、世界有数の国です。これは世界が周知のことです。かっては、石油資源の争奪で始まった、中東紛争でしたが、いまは、海底エネルギーの奪い合いで、日中紛争が始まりました。いまや東南アジア全般に暗い影を落とし始めています。その資源とは、メタンハイドレートです。
政府には、なにか思惑があってか、あるいは、官学グループのミスリードに、乗せられただけか、太平洋側南海トラフの、海底下数十メートルから、数百メートルに存在する、極めて困難な、メタンハイドレートに、開発の主力を、注いでいたので、調査費ばかり膨大になり、サンプル程度の実績しか得られなかった。
早くから、日本海側の浅い海底に、固形のメタンハイドレートがあるとの情報に、情熱を注ぎ、テレビや、インターネットで、その開発を啓蒙していたのが、青山繁春さんでした。その経過は、青山さんのブログ「希望への渇望」を見てください。
http://blog.goo.ne.jp/shiaoyama/
写真は、北見工大と明治大のチームが、日本海で回収した、固形 メタンハイドレートです。 発見した場所は、北海道網走沖のオホーツク海、秋田、山形 新潟、の沖合い、30キロから、50キロの日本海でした。このように、日本海側での、固形メタンハイドレートの、回収現物を提示されては、政府も放置するわけには、いかなくなったのでしょう、経済産業省は、新年度予算で、日本海メタンハイドレート広域調査に予算をつけることになりました。
それについて、面白い話があります。「メタンハイドレートを日本海側で、探掘しない理由」・・・ゆいネット。話が長くなるので、ゆいネットを見てください。
www.yui.jp/message/26/12/60-6d1c.html