miyabuの雑記帳

ボケ老人の無責任なお話

日本はエネルギー資源大国

2013-01-30 | Weblog

日本は、豊富なエネルギー資源を持った、世界有数の国です。これは世界が周知のことです。かっては、石油資源の争奪で始まった、中東紛争でしたが、いまは、海底エネルギーの奪い合いで、日中紛争が始まりました。いまや東南アジア全般に暗い影を落とし始めています。その資源とは、メタンハイドレートです。

政府には、なにか思惑があってか、あるいは、官学グループのミスリードに、乗せられただけか、太平洋側南海トラフの、海底下数十メートルから、数百メートルに存在する、極めて困難な、メタンハイドレートに、開発の主力を、注いでいたので、調査費ばかり膨大になり、サンプル程度の実績しか得られなかった。

早くから、日本海側の浅い海底に、固形のメタンハイドレートがあるとの情報に、情熱を注ぎ、テレビや、インターネットで、その開発を啓蒙していたのが、青山繁春さんでした。その経過は、青山さんのブログ「希望への渇望」を見てください。
http://blog.goo.ne.jp/shiaoyama/


  
写真は、北見工大と明治大のチームが、日本海で回収した、固形 メタンハイドレートです。 発見した場所は、北海道網走沖のオホーツク海、秋田、山形 新潟、の沖合い、30キロから、50キロの日本海でした。このように、日本海側での、固形メタンハイドレートの、回収現物を提示されては、政府も放置するわけには、いかなくなったのでしょう、経済産業省は、新年度予算で、日本海メタンハイドレート広域調査に予算をつけることになりました。

それについて、面白い話があります。「メタンハイドレートを日本海側で、探掘しない理由」・・・ゆいネット。話が長くなるので、ゆいネットを見てください。
www.yui.jp/message/26/12/60-6d1c.html

雪辱を果たした福士加代子

2013-01-28 | Weblog

駅伝の女王も、マラソンでは、この2年間、屈辱の日々であったに違いない。やっと昨日の第32回大阪国際女子マラソンで、その雪辱をはたした。野尻あずさ他2名が引っ張るペースメーカーに、福士加代子(ワコール)、渋井陽子(三井住友海上)、小崎まり(ノーリツ)、渡辺裕子(エディオン)、ガメラシュミルコ(ウクライナ)、の5名がトップ集団を形成、離れたり、まとまったりの繰り返しでした。

30キロ地点で、ペースメーカーが離れ、福士加代子の独走になりました。2位との差が200m以上保持したまま、41キロ近くになって、福士のスタミナ切れが始まり、猛烈なスパートで追い上げる、ガメラシュミルコに、惜しくも優勝を持っていかれ、2位に終わりましたが、タイムは2時間24分21秒で、野口に継ぐ記録の筈です。それにしても、ガメラシュミルコのラストスパートは、3分20秒台です、40キロもの距離を平均3分30秒台できて、最後に20秒台に切り替える、マラソン選手の凄さです。

300文字小説

2013-01-27 | Weblog

中日新聞サンデー版で、300文字小説を募集しています。第11回の最優秀作品は、三重県熊野市の82歳、波戸与七さんでした。創作の着眼がユニークで、ほのぼのとする作品でした。

大発見    波戸与七
 畑仕事しか知らない哲さんは、誘われて、ヨーロッパ旅行をしてきた。旅行から帰ると哲さんは、孫たちを集めて、土産話をした。
 外国人は男も女も、何をしゃべっとるのか、さっぱり解らんかった。だがなァ、イタリヤの猫も犬も、フランスの鶏も牛も、みんな日本語で啼いておった。なのに、どうして人間だけは、わけの解らん言葉を使うのやろか。
 すると女孫の一人が言った。そりゃあ、お爺ちゃん、大発見をしてきたがや! ヨーロッパ旅行をしてきてよかったな。ひょっとすると、世界中の鳥も動物も、みんな、日本語で啼いとるんかもしれんぞ。

風の組曲

2013-01-24 | Weblog

こんな話を聞いた・・・から始まる、阿刀田高の短編集「風の組曲」ちょっと怖く興味深い18話が収められています。中でも第4話骨細工は秀作です。日常周辺にありそうな話題ですが、2度3度と読んでも、やはりちょっと怖いのです。

姪のface bookに毎晩湯たんぽを入れているような記入がありました。101歳現役の医者、日野原先生は一日の摂取カロリーが1700で、睡眠中の放出カロリーが1200だといていました。私は睡眠中に、どの程度のカロリーを、放出しているのか知りませんが、就寝後暫くすると、布団に熱がこもり、足を外に出して冷やしています。よほどのカロリーを放出しているに違いありません。

インフラ設備を地下へ収納が、私の主張ですが、安倍政権の10兆円補正予算で、電柱の地中化が決まりそうです。この際ですから、ガス、水道も、将来収納できる程度の大きなスペースを確保し、どんどん老巧化している、ガス、水道も同時に設置、点検できるようにしたい。

万座毛にむかしを偲び・・・

2013-01-16 | Weblog
 歌会始の儀が、16日皇居・宮殿で開かれました。今年のお題は「立」でした。応募17800首から、入選者10名が選ばれました。最年少は中学一年生12歳大田一毅さん、最高齢は89歳佐藤マサ子さんでした。

         人々が 同じ時間に 立ち止まり
                空を見上げた 金冠日食
 これは、東大阪市の17歳高校生、瀬利由貴乃さんの入選作ですが、昨年の感動が甦る一句でした。



     幾人の 巣立てる子らを 見守りし
       大公孫樹(おおいちょう)の木は 学び舎に立つ   (東宮お歌)

     天地に(あまつちに)きざし来たれる ものありて
           
                 君が春野に 立たす日近し    (皇后お歌)      
 
     万座毛(まんざげ)に むかしを偲び 巡り行けば

        彼方恩納岳(あがたおんなだけ)さやに立ちたり   (天皇お歌)

 

 来年の勅題は「静」です。応募期間は、今月から9月まで。勅題が一字になったのは、昭和40年頃からのような気がします。それまでは、題字を詠いこむのではなく風景を、詠いこむことのようでした。
例えば昭和16年は「漁村の曙」で、昭和天皇の次のような御詠があります。

     あけがたの  寒き浜辺に  年おいし

            あまも運べり  網のえものを


 

いつのまにか進入する出会い系メール

2013-01-08 | Weblog


あやしげな懸賞募集には、応募しないことにしているが、それでも出会い系メールが侵入してきます。そのまま無視して放置していると、どんどん増えてきます。朝晩PCのメールを開くごとに、20~30通それらのメールが入っています。

サイトの経営者が適当な女性名を使って、流しているのでしょうが、同じ見出しで3時間おき程度に、入っているのがあります。本文は開いていないので判りませんが、見出しは、下記のようなことです。

◎ あなたに支援金1億用意しています。受け取ってください。すでに86名の方が支援金を受け取っています。
◎ 要求不満な哀れな主婦です。満たしてください。
◎ あと1年の命といわれています。生きた証拠を残したい。私の五千万円を受け取ってください。
◎ 契約金300万円で、愛人になってくれませんか。
◎ 私は仙術師です、あなたほかっておいたら、死んじゃうよ。
◎ 老い先短い私の願い聴いてください、私は中堅企業の社長です、お金なら差し上げます。

恐らく一人か二人の作文でしょう。ほかにも、ゲスト様お年玉500万円プレゼント。変体母娘です、月100万でパパになってください。など最初は面白おかしく見ていましたが、日に何度も送られてくると邪魔になり、昨日受付拒否の処置をしたので、今日のメールはすっきりしました。しかしそのうちまた他の発信元から入ってくるにちがいありません。

食べ物あれこれ・ままかり(飯借)

2013-01-04 | Weblog

ままかりは、岡山県地方の郷土料理です。この近辺で買い求めるには、アピタの食品売り場「太助」で扱っています。魚はサッパと言う鰊科の小魚で、瀬戸内の、河口近辺に群れて生息しています。

甘酢に昆布や、唐辛子などで漬け込んだ、酢漬がよく知られた食べ方です。淡白でサッパリしているから、サッパと呼ばれるようになったというのですが・・・瀬戸内海沿岸では、「ままかり」が通称です。

ままかりの由来は、「食が進み、飯が足らず、飯を借りに走るほど旨い」と言うことだそうです。岡山には「ままかり寿司」があります。私は食したことがありませんが、酢漬けのままかりを、酢飯の上に載せて押し寿司にしたものでしょう。私も、ままかりがあれば、他におかずはいりません。

年末から年始のテレビ

2013-01-03 | Weblog
年末年始の4日間は、テレビの前で過ごす時間が圧倒的でした。大晦日NHK紅白の裏番組に、高齢者全員集合のような歌番組があります。いままでチャンネルを合わせたことがなかったのですが驚きました。

おそらく年に一度の晴れ舞台なのでしょう、張り切るのはいいのですが、出ない声を張り上げるため、音程は狂うは、オーバーなゼスチャーはちぐはぐになるは、まるで今の自分が、テレビに映されているような気分になり、4人ほど聴くと、すっかり落ち込んでしまいました。

紅白に切り替えますと、SKE48のピチピチギャルが、生太ももで舞台一面花を散らしたように、踊りまくり、歌いまくり、(歌の内容はサッパリ解りませんが)いっぺんに気分がよくなり、そのまま紅白で、新年を迎えました。

元旦は、実業団ニューイヤー駅伝に、へばり付いていました。昨年までは、箱根駅伝5区のエースだった柏原竜二さんが、富士通の6区で走りました、13位・3分44秒差でタスキを受けましたが、目覚しい活躍は出来ませんでした。同じ6区ではコニカミノルタの、新田良太郎さんが、区間賞を取りました。

箱根で、初代山の神といわれた、今井正人さんは、トヨタ自動車九州に所属していますが、エース区間の4区で、区間新記録を出しました。コニカミノルタは、この4区で宇賀地強さんが、2位まで追い上げました。後は5区の伊藤正樹さんから、7区の松宮隆行さんまで1位を堅持、2位トヨタ自動車に2分9秒の差をつけてコニカミノルタが優勝しました。

2日、3日は、朝の8時から箱根駅伝に齧り付きでした。日本体育大が、何十年振りかで往路も帰路も完全制覇しました。5区の山道で区間賞を取った日体大の服部さん、3代目山ノ神誕生を思わせる走りでした。以降10区まで、トップを譲らず、2位東洋大に4分54秒の差を付け、完勝でした。

明治・大正・昭和の巳年こんな年

2013-01-02 | Weblog
巳(へび)は、弁財天のお使いと言われ、財福を司ります。昔の人たちは、脱皮した蛇の皮を、財布の中に入れていました。金運に恵まれるおまじないです。

過去の巳年の代表的な出来事を見てみると、巳年は時代の大きな変遷の年に当っています。いよいよ、自民党復権内閣が発足します、さて、どんな年になりますか。

明治26年の巳年は、鉄道の本格的な普及期に入りました、上野・直江津間工事の、碓氷峠越えに、特殊線路と機関を採用し、現在の信越本線が開通しました。

明治38年の巳年は、日本海開戦で、ロシアのバルチック艦隊を撃破し、軍部横専政治の時代へと移っていきます。

大正6年の巳年は、駅伝競走の始まった年です。東海道53次を、昼夜休みのない、競技が繰り広げられました。正月の恒例行事になった、箱根駅伝も、実業団駅伝もこれに起因します。

昭和4年の巳年は、ニューヨーク株式市場の、大暴落で、世界恐慌の始まった年でした。日本でも銀行の倒産や、取り付け騒動がありました。

昭和16年の巳年は、日本軍の仏印進出報復として、アメリカ、イギリス、オランダ、が国内の日本資産を凍結、日本への石油の全面輸出禁止措置をとりました。11月措置解除の日米交渉が決裂、12月8日日本軍の真珠湾攻撃で、世界大戦に突入しました。