栃ノ心の優勝でジョージアと言う国が一挙に有名になりました。栃ノ心の紹介はグルジア出身でしたが、最近はジョージアになっており不思議に思っていたのですが、国連加盟国の多くがジョージアと呼称している事に鑑み、日本でも平成27年4月から国名呼称の変更をしたようです。正式の名称は現地語で「サカルトベロ」です。
中央アジアのカフカス地方にある人口約430万人程度の国です、18世紀ロシア帝国に併合され20世紀はソビエト連邦の構成国でした、1991年ソ連崩壊で独立国になった国です(上記地図の赤印)
栃ノ心剛史(とちのしんつよし・レヴァニ・ゴルガゼ)
ジョージア・ムツヘタ出身30歳、歯科医師免許保持者のインテリと言われています。妻のニノさんとは実家が近く幼馴染み、お子さん一人日本で生活しています。今回の賜杯獲得で駐日全権特命大使も駆けつけ「我々のヒーローです」と国を挙げて栄誉お称えています。
因みにお相撲さんには協会から出る給料のほかにどの様な収入源があるのでしょうか、まず目につくのが懸賞、たくさんの旗が土俵を回ります、旗1本が6万円で協会と勝ち力士が折半します、多いときには一勝負に40本ほどつくときがあります、贔屓力士にスポンサーが励まし金を出しているのです。協会から出るお金としては金星収入があります、平幕(三役以下)が横綱に勝った時、一回で年収24万円がアップしこれは継続されます、今場所休場に追い込まれた横綱の様に連敗されては協会もたまりません。給金相撲というのもあります勝ち越し数によって引退まで手当てが付く制度です。