ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

一年4万キロの遠距離介護の道

2011-08-18 21:47:57 | 健康・病気

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母の腎盂・尿肝癌で、アルツハイマーの父を有料にあずけてからちょうど一年経ちました。

県を縦断しての両親の介護の車の走行距離、記録していたのですが、この一年は約4万キロです。病院の入退院、お見舞い、買い物、車の他に電車、高速バスなども使うわけで、その距離は含まれてません。

僻地は病院もどんどん消えていくわけですし、交通手段も大してない、高齢では自力での運転も出来なくなるし

「健康でない限り、田舎暮らしは年寄りになると難しいな」と思うわけです。

両親とも、老いても子に従うタイプではなく、

常日頃「こんな素晴らしい暮らしは無い」「オマエの世話なんぞならん」「貯金さえあればどうにかなる」と騒いでいたので(特に母親が)、

実際、独居の孤独や買い物、病院の交通に対処できないわけですので、どんな顔しているのかと、今こそ完治さえあれば、快気祝いの日に是非突っ込みたいトコですがっ、

父はアルツ、母は患者様なので、まぁ、「子供が看て当然」のようにしてます。(父親にいたってはあくまで妄想で、相変わらず気に入らないと向かってきます。笑。)

母親が今回の病で、アルツの父は駄目なので、変わりに取り付いた弟(つまり私の叔父)まで、現在鬱にさせてしまったので、(幸いな事に薬が効いて農業を頑張っているけど)ムスメはもうひとふんばり、頑張らねばいけない。

偏食あれど、「もう打つ手が無い」とあの日告知される瞬間までえらく大食だった。

告知も、自我がやたら強いだけで、本当は心の弱いチキンには考えようかもしれない。

抗がん剤を打ちながら、いくら止めても、野良仕事、洋裁もしており、血小板、白血球数が落ちていたゆえ、感染が心配だったのに、土よりも父親を汚がり、やたら元気に動いていた。

告知されても、その日もめげずに食べ物を買い込んでいたが、告知翌日あたりからばったりと現在まで、「もう駄目だ」と何も喉に通らず、

一昨日から、鎖骨の下から高カロリー輸液を開始、顔色はいい。

珍しく梅干、ふりかけを頼まれた。

手からの点滴ではないので、両手はフリーハンド、

でも、皮肉にも、あれだけ書いていた文章、手紙は、もはや、ばったり書かず、

オキシコンチンでハイのようだったのも、薬が倍に増えて、

昼夜逆転とかでなく、ずっと、うとうと睡魔と闘っている。

部屋にはポータブルトイレも増え、いつ置かれたのか、本人すら、私が言うまで、その存在に気がついていないほど、うとうとしている。

果物の中でもイチゴが大好き、もっていった果物は手がついていなく、

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ついにこの季節でもイチゴを見つける事が出来たので、張り切って届けたが、首を振るばかりである。

ただ、この状態でようやく大病している病人さんらしい、世間の普通のお母さん像ぽいという感じであり、議論、不満等、私にからんだり、ふっかけなくなったのでそこが楽といえば楽なのと、そこまで弱っているのを看るのはストレスの両方を感じる。

さて、コメはセシウム検査をする事になったので、

母親が一番会いたいであろう肝心の叔父は病人の相手の他にも心配があって大変である。

早場米地帯なので、刈り取りが早く、その忙しさと、おそらく今回で最期になるであろう入院とバッテングしている。

ちょうど検査のために一部刈り取り、検査に出した直後の農作業風景。

作業場に籾殻をとって玄米にする機械が並んでおり、其処からでて来た玄米をすくってテストに出すのだ。

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まだ結果はなし、何も出ません様に。

色々息がつまりそうで、帰りに浜辺で深呼吸をする。

この猛暑、頑張れ風力発電としかいいようがない。

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浜が汚れ、ウミガメが1匹死んでいたのと、

鳥がぶつかってしまうのか、風力発電の足元に大型のとんびの死骸が多いのが気になった。

猫達は、前回同様、つぎつぎと冷却板をクリアーし始めた。

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苦悶の表情を浮かべる?やいやい♂&きょとんとしているクロ♂

今までは薄いカバーを被せていたが、気にしない猫もでて来た。

猫もそのくらい暑いのだ。

今年最高の暑さを今日も更新、窓全開、扇風機、臆病で隅にこもっている子にはアイスノンもあげたが、

ワクチンや栄養状態をよくしても、熱中症にはかなわない、気をつけようと思う。

節電を心がけているものの、現在、一日中、やりようがなくても衝動で、パソコンで末期がんについて検索しており、ここの淵からはどうにも這い出せそうにもない。

コメント (2)
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