ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

チャリティコンサートの感想、お願いがあります。

2019-03-11 00:19:13 | 時は輝いている
昨日の続きです。
何よりも、震災発生時に黙祷しますが、
『Yahoo!JAPANで「3.11」と検索してください!』と、
相互フォロー中の「さとちゃんのダイアリー様」
が呼びかけていらっしゃいます!

「さとちゃんのダイアリー様」の記事内容。



図書館の後は、コンサート会場へ。

東日本大震災復興チャリティコンサートVol・8を拝見するのだ。

早めに到着、浜は潮干狩り、広場は花見で盛り上がっていた。








私は早めに席に着いた。






座席には、次の定期演奏会のお知らせ。
土曜日はレッスンと重なるかなぁ。









いよいよ楽器を持った人達が入場、始まります、(他人のお顔を隠します。)

コンサートは、プログラムにない「G線上のアリア」から始まり、終わった時に黙祷、
丁度、地震発生時の時間になるように計画されたのだと思う。

チェロ側に座ってしまったが、高校2年の男子のチェロの演奏が鳥肌ものでした、上手い!
というか、
皆さん、プロ、アマ、学生さん達、皆様が凄すぎた!
撮影禁止でも撮影している人もいたが、お伝え出来ないのが残念。
バイオリニスト加藤玲名さん素晴らしかったです!
それはもう、動画やテレビでなく、超絶技巧を目の前で拝見出来る事は感無量。
皆様の指、音も凄いのですが、弓の使い方については特に感激でした。
弓を余すことなく有効活用、いや、もうどこでどう使うか、すごい。ネ申。

県で一番の進学校の学生さんたちのコーラス、「空」
合唱って普通ピアノ伴奏だけど、今日は弦楽器の伴奏でやるのがステキ。
空はここから東北に続いており、小鳥が飛ぶイメージを、弦で表現、
雲雀が高く舞い上がって鳴く声のようなバイオリンの表現、もう弦楽器の鳥の対話です。すごい。
そして、歌っている学生さん達も、
弦楽器が弾けるが、今日は歌も歌い、(そもそも、曲は高2チェロの男子が三年前に作曲、)
当然合唱部もおり、あああ化学部も参加、
で、青春が輝いてみえたわ。なんて、美しいのでしょう。(オバサンなんぞ暗黒面。汚れちまった悲しみにw)

この日のための「祈り」
昨日音大を卒業された、みずみずしい女性の方の曲は、
短い美しいフレーズを何回も、何回も繰り返すメロディラインなのですが、
このフレーズが衝撃的に美しく、この何小節が脳裏に浮かんだだけでも幸い、
マンドリン音楽の藤掛先生作品を彷彿。

J S バッハ 2つのヴァイオリンのための協奏曲
Bach Double Violin Concerto - Yehudi Menuhin And David Oistrakh.


奏者が募金箱を持つ中、ささやかな募金をして外に出る。
(※家に帰ってから、一音一音確かめて、心を入れ直して練習したことは言うまでもない)




ポツポツと、時たま雨が落ちだした中を歩いた…。

とにかく感無量、
その興奮は書いている今でも続いており、
こういう機会を面倒臭がらず、逃さずに繰り返していけばいいのだ、
そもそも記憶というものは、短期記憶ですぐに5割失う、
長期記憶にする為にも、繰り返すことが必要なのだ。
感激や感情もそうなのだ、自ら揺さぶることなのだと思う。

震災を風化させてはいけないと、今日のコンサートはあり、
そして、一向に役には立たないが、
自分の好きという想いも風化しないようにと。


数日前に書いた、
ゲーテ「ファウスト」の「時よ止まれ、お前は美しい」
どの瞬間が最高な瞬間かなんてわからない、
けれども、最高な瞬間でなくても、
平凡な人生あっても、
素敵な時間を積み重ねていくことは出来る。
魂を悪魔に売り渡すこともない。(すでに暗黒面どっぷりの私だがw)
泣いても笑っても人生は一緒だ。

帰りにTSUTAYAに、ナニコレ凄いw





長らく、感情鈍麻していたのは確かだ。
何らの努力もしないで、遠い日の事だったと、諦めていたのも確かだ。










満開の桜の下で、送った人達の人生を思った…。
多分「一生懸命生きろ、人生は一度きり」って、言っていると思うと。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする