午後1時からの同じ時間帯に共産党議員団の議会報告が行われましたが、そちらは窪団長にお願いして、私は「大和市教育フォーラム」に参加しました。
今年の「居場所としての家庭・学校・地域」のテーマにも惹かれての参加です。
東京成徳大学大学院心理学研究科 特任教授の中野教授の1時間ほどの講演ののち中学校毎に分かれてのグループ協議が行われ、議員もどうぞ参加して下さいと促されて輪に入れていただきました。 なんと3時間ほど!
中野教授は講演でまず、
①居場所とは「そこに所属したいと強く思う場所(所属感、愛着、絆が感じられるところ) 基本的な欲求が満たされる場所と定義できるのではと述べ、OECDの2000年の調査で、世界の15歳のほぼ25%が「自分は学校にとけこんでいない」と回答し、日本は、韓国、ポーランドに次いで下から3番目、約4割弱が学校で孤立していると感じているとの結果を示しました。
その後
②いまの子ども達は
③問題行動
④学力
⑤子どもたちの特徴と課題
⑥キャリア教育を充実させよう
⑦学校家庭地域の課題
⑧おもいやりの文化の創造
⑨思いやりの学校文化を創造する ピアサポートプログラム
⑩震災に負けず幸運を作り出そう・・・・・との講話がなされ、その後グループ協議、発表を行いました。
いま、市内には中学校毎に「中学校区地域活性化協議会」が設置され(自治会、小中学校長、PTAなどで構成)ています。 ほぼそのメンバーが参加されていたようですが、大変活発な論議なされていました。最後の中野教授の講評でも「学校・保護者・自治会・議員まで参加して、とても熱心で感心しました」と褒めていただきました。
これからこれらをどのように生かし、「どの子もどこかに自分が自分らしくいられる居場所」を持てるか、私の市会議員としての原点でもあるこの課題に力を尽くしたいと考えています。
参加者の皆さんお疲れ様でした。 講演前に「いじめ・暴力防止ポスター」の表彰式が行われ4名の方が表彰されました。
夜は、議員団3人と高久さんで、いつもお世話になっている「神奈川土建大和支部」の旗開きに参加し、大いに歓談してきました。ありがとうございました。