6月1日(木)午後6時半会場で、大和市シリウスメインホールで「ペシャワール会」医師中村哲さんの講演会が開かれ参加しました。
主催は憲法9条の会&戦争法廃止4市共同市民の会。
憲法9条やまとの会は、2006年の創立以来、毎年毎年講演会を行い、中村医師の講演は3回目となります。今までは中央文化会館や保健福祉センターでしたが、今年はシリウスメインホールの1000人の会場で,運営委員会は、参加費1000円で大変気をもんだそうですが、当日は大勢の参加者で溢れ、当日券を求める長蛇の列、前売り券を購入しても、遅く会場に到着された方々は入れず、返金された額も相当な額に上ったとのこと。
ホール内は、ビッシリと埋め尽くされ、一つの空席もありません。 1~3階のホール外ではテレビによる放映がなされました。
中村医師の専門は神経内科ですが、現地では内科・外科も。アフガンのハンセン病・感染症の治療に従事、ペシャワール会は、師の医療活動を支援する組織で全てカンパで賄われていて、当日も会場から多額のカンパが寄せられ、総意でペシャワール会に送られました。
さて、お話は「武器ではなく命の水を」
住民の医療活動の傍ら、原住民と共に大干ばつ対策のために水源確保の井戸掘り、さらに長期復興計画「緑の大地計画」の実施。 映し出された青々とした森に会場からは感嘆の声が沸き上がりました。
いま、あまりにも「金・金・追いかけられるような技術革新」の風潮の中で、一幅の清涼材のようなさわやかさ、このような生き方もあるんだ・・」そんな思いが溢れるばかりの参加者・関心を呼んだのではないでしょうか。
主催者・スタッフの皆さん、お疲れ様でした、ありがとうございました。