2012年10月23日、最低気温が10度前後になりました、高千穂、五ヶ瀬地区では朝夕はストーブを使っているでしょう、私の地区農業用溜池に、10月初旬から十数羽は飛来してきていたが、昨日の早朝
空を見たら二つの群れが池に向かって飛んでいましたので、正午に池に鴨の観察に出かけたら池に50羽以上(飛来報告数)の鴨が羽を休めて悠々と泳いでいました。危険な長旅で疲れあるのか警戒心強く
近寄ることが出来ません、池のある集落は柏原地区の倉瀬池で市内でも最も大きな池で鳥獣保護区になっており、また農村地帯で早期米の二番穂と家畜用飼料の稲作穂が豊富にあり渡り鳥の越冬池
として最適な池であることを親鴨が子孫に伝えているものと思います毎年飛来してきます、今年は、しって米も豊作で餌を沢山食べて、みんな元気で無事越冬して育てればいいなと祈って観察してます。
しって米とは早期米の稲刈り後稲の切株から出る二番穂のお米の事,米の味わ脂肪、タンパク質が少なく味はよくありません最近農家は高齢化で機械化進んでいるが、採算関係で、しって米を
収穫する人が少なくなりました、そのおかげで渡り鳥の餌が豊富に残っています。また、お米の生産調整と口蹄疫の外国から侵入防止措置して輸入稲わらへの依存度から国産稲わらへの転換が求
めらている関係で家畜用稲作が多くなり、家畜用稲作刈取りまでは稲穂残り、また稲刈り時にかなり穂が落ちます、落穂拾いに鴨が田んぼに日が暮れてから朝日が出る前まで餌を求めている様子
が暗くて鴨の姿は見えないが、ガァガァと鳴き声でわかります。