6位でシーズン終了。
開幕前は何としてでも残留だったのが
前半戦を10位で終わり何としてでも1桁順位でに変わり
シーズン終盤はACL狙えるぞとなり
最後は6位死守だ
とシーズンが進むにつれて目指すものが上方修正されていったシーズンだった。
・笑顔時々涙
シーズンを通して自然と笑顔になってしまう事がとにかく多かった。
まずスタジアム。
観客の増え具合には毎試合戸惑うばかりでもう笑うしかないって感じだった。
フードビレッジは開場1時間半前なのに、すでに一般入場が始まったのかと思うぐらいの盛況っぷり。
キッチンカーに数も去年からしたらあり得ない数に。
しかもどのお店にも列が出来ている。
1000円クジやグッズショップの列にもビックリした。
そしてスタジアムの埋まり具合。
15年応援してきてガラガラのスタジアムしか知らない私にとって、今年のスタジアムは笑顔を通り越し感動して何度ウルッと来たことか。
こんなに色々な人の努力が実を結び報われたのを実感出来る事はなかなかない事だと思う。
それを感じられたことは本当に幸せな事だった。
・成長し続けた1年
私にとって初めてのJ1。
チームが成長しいかないといけないのは分かっていて、最初はボコボコにされるのを覚悟していたし、ボコボコにされると思っていた。
開幕戦はマリノス。
メンバーを見れば何もさせてもらえないかもと不安でいっぱいだった。
しかし蓋を開けてみればマリノスと堂々とやりあえていた。
楓喜のFKは本当に挨拶代わりの1発になり、6位でフィニッシュするシーズンになるのを決めたような1発だったと思う。
開幕してからなかなか勝てなかったが、毎試合まだまだ足りないいうのとやれるという手応えを感じられていたのが、自信をなくし疑心暗鬼にならずに済んだのだと思う。
毎試合手応えと課題を得られたことで、シーズンを通して成長し続ける事が出来た。
だから暗い気持ちでスタジアムにいる事はほとんどなかった。
今年のヴェルディはほんとワクワクさせてくれたし、たくさん笑顔にさせてくれた。
・個人的ベストゴール
アウェイ鳥栖戦 松橋
城福監督も言っていたが、今年のヴェルディを象徴する選手。
復帰はしたが厳しい立場からのスタート。それを受け入れ這い上がってきたのはサポーターも分かっていた。
そんな松橋がJ1そしてヴェルディ初ゴール。
目の前で見てもう泣きそうになった。
このゴールはメンバー外の選手やレンタルで出ている選手にどれだけ勇気と希望を与えたことか。
同期が海外へ行ったり所属チームで主力として活躍したりするなか、松橋はなかなか結果を残せていなかった。
それでも全てを受け入れ這い上がり同期の誰も出来なかったJ1のヴェルディでゴールを決めた。
松橋の背景を考えるとあのゴールが今シーズン1番感動した。
できればホームで多くのサポーターの前でも決めたほしかった。
それは来シーズンの楽しみとしてとっておきたい。