2-1で勝利!
染野・松村・林の3人が契約上出場できず。
・次節
・試合メンバー
染野・松村・林の3人が契約上出場できず。
スタメンは千田と綱島がCBに入り、宮原が右WBにスライドし、シャドーには山見が入った。
リザーブにはチアゴと新井が入る。
スタメンだった3人が出れない状況でのメンバーだが、このメンバーでも不安は全くなし。
むしろ停滞気味の雰囲気を打破してくれる期待しかなかった。
・全力で繋いだバトンリレー
前半木村と山見の決定機が決まらず、この試合もまだ嫌な流れが続いているのかと思った。
しかし後半楓喜が交代した時、全て出し切りましたという顔をしていたのを見て今日は絶対にいけると思えた。
楓喜だけではなく、山見は脚を激しく攣り他の選手もやり切っての交代だった。
それはゴール裏から見ていても分かるものだった。
バトンを受け取り入った選手は、試合の状況を理解しスムーズに試合に入り自分の良さをチームのために出しプレーした。
またバトンを受けたのは交代して入った選手だけではない。
スタメンで出場したした山見・綱島・千田は、出れない3人からバトンを受けてのプレー。
穴埋めで出た選手のプレーではなく、出れなかった選手に危機感を与える意地のプレーを見せてくれた。
千田は相手の攻撃を跳ね返しディフェンスラインを最後まで統率した。
綱島はJ1で自分のサイズを活かす間合いが掴めてきて、素晴しい守備を連発。
山見へのアシストした持ち上がりも素晴らしく、ヴェルディでああいったプレーからゴールが生まれたのは最近では記憶にない。
山見は停滞感を吹き飛ばす2ゴール。
数試合ゴールが無くサポーターも心配していたが、その心配を目の前で吹き飛ばしてくれた。
フル出場をした選手も含めバトンを繋いだ選手バトンを受け取った選手全員が、やれる事を全力でやり切った試合だった。
その中でそれぞれが自分の良さを出せていたことは、個人としてもチームとしても成長を感じられた。
成長していることを示して自分達で苦しい状況を乗り越えたこのチームは、まだまだ強くなれる。
そう思わせてくれるチームを応援できて本当に幸せでしかない。
・ヴェルディビーナスレジェンド
いつかこういう機会があってもいいなと思っていました。
色んな方が呟いていますが、ヴェルディは3000人前後しか観客が入らない時代が長くありました。
平日開催や天気が悪ければ2000人を切ることもありました。
もちろんアウェイサポーターも入れての人数です。
しかもキックオフ1時間前とハーフタイムとただでさえ少ない人数なのに、さらに席に人がいない時間帯にどんな時でも笑顔で踊ってくれていたヴェルディビーナス。
選手一人ひとりのチャント用のダンスを用意してくれるなど、少しでもスタジアムを盛り上げようとしてくれた。
その時代に頑張ってくれていた方々が24000人と当時と桁が1桁違う観客の前で嬉しそうにそして楽しそうに踊る姿は、本当に良かったなとウルッときてしまった。
しかもその試合で一緒に勝利を喜びあえ、一緒にラインダンスもできた。
今じゃ信じられませんが、昔はラインダンスが始まると選手は帰っていきましたからね。
辛く苦しい時代にスタジアムを盛り上げてくれたヴェルディビーナスのレジェンドの方々の努力が報われた瞬間に立ちあえて本当に良かった。
・その他
・次節
アウェイで柏戦。
鹿島戦に出れなかった選手が戻ってきますが、あれだけの試合を見せ結果を出してくれたあのメンバーをできれば代えないでもらいたい。
契約上の事で3人は同仕様もない事だが、トレーニングからしっかり競争をして結果を出してポジションを奪ってほしい。
高いレベルのポジション争いは誰もが大歓迎なはず。
台風の影響が心配だが、開催されれば鹿島戦同様に全員がやれる事を出し切ってもらいたい。
そうすれば必ず勝利を掴めるはず。