はれのちくもり、雨、ときどきどき全部

生きているからしかたない

今日のランチ

2011-04-04 | Weblog
 
4月4日(月)はれ
 
昨日とは打って変わって、春らしい陽射しに包まれた良いお天気。
ということで、ヒー様の提案でランチへ。
美味しいハンバーグを食べようと、お店も決めて出かけたのですが、
どうやらかなり大人気のハンバーグ屋さんだったようで・・・

【今日のランチは完売しました】と店頭に張り出されていました。
 
二人ともハンバーグを食べると決めていたので、
道中、妄想を巡らせており、がっかり。
ハンバーグの食感と、ジューシーな味が暴走していた結果、、、
選択の余地は【肉】【29】【ニク】しか頭にはなく、
ならばと、なにやら老舗っぽい焼肉屋へ予定変更し突入したのでした。
 
でも、肉とハンバーグってちょっと違うんだよね。という
うしろ髪かなりひかれている状態。
 
ヒー様はカルビランチをご注文されてましたが、
カルビランチは完売しましたといわれ、
ナイなら仕方ないということで、ランチ価格越えの特上カルビランチへ変更。
(ランチって1000円までという固定概念があるもんだ)
ケモノはビーフシチューランチにしてみました。
(ハンバーグっぽさが残っているものを無意識に注文)


ハンバーグの食感は味わえなかったものの、
これが、予想外に美味しい結果を招き、
二人とも良かった、良かったと大満足のランチとなったわけでした。
 
次は絶対ハンバーグランチを食べてやろう!という気合いも一段と入りました。
次回は11時30分頃から、フライング的な感じで乗り込もうと思います。
人間、食べ物には妙に執着するものです。
食べたら終わりなのに、不思議なもんだ・・・
 

夜、久々にこんな気分

 
お酒が飲めないケモノが時々欲する【黄色い魔法の飲み物】
 

 
【シャキッと元気!】
ローヤルゼリーや、高麗人参が入っているんですよ120円のものに。
こんなんで元気になるわけないと、ヒー様には言われるけど、出るんです元気が。
ということで120円で手軽に手に入れられる元気の紹介でした。
ヒー様がぶぱっとビール飲む隣で、真似してぷはっとやるんだ~
 
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沈黙

2011-04-04 | Weblog
 
4月4日(月)はれ
 
久々に無性に読みたくなって読んだ短編。
村上春樹の【沈黙】

この本、初めて村上春樹の短編を読んだ時に衝撃が走った話。
情景の表現方法の豊富さ、
人の感情、心理を分かりやすく表現する事に富んでいる村上春樹。
その作品の中でも、この作品は格が違う。
以前にも増して、表現のスゴさに感銘を受けました。
衝撃というと大袈裟だが、
心の傷、傷みをあたかも手に取った様に受けとる事ができる。
 
いじめ、けんか、
現代とは切っても切り離せない、一番になくなって欲しいこと。
故に、この作品が集団読書テキストとして、
短編集の中からわざわざ、わずか3ミリ程の厚みの本が、
全国学校図書館協議会から発行されています。
 
 
初めて読んだ村上春樹の短編集
【レキシントンの幽霊】

このタイトルがつけられた本に、
まさかこのような内容の【沈黙】という話が入っていようとは思いもしなかった。
 
初めての衝撃があまりにも大きく、
レキシントンの幽霊を持っているにも関わらず、
集団読書テキストをアマゾンで発注したのが7、8年程前だった。
今では、いつでも読める様にPCの近くに置いてある。
 
人は傷つき強くなれる人も居れば、
傷ついたことで弱くなってしまう人も居る。
人の痛みを、傷を理解できる人にならなければいけないと
この本を読む度に思う。
一冊3ミリ程度の本で、じっくり考えさせられることは大きい。
 
是非、読んでいただきたい短編です。
 
もちろん、欲張って【レキシントンの幽霊】を読むのもおすすめです。
これで満足できないのならば、

村上春樹、NY逆輸入版短編集

【象の消滅】にも【沈黙】は集録されています。
 
 
わたしはいつでも手元にある薄い短編を読む事が多いけど、
ときには、3つの中からその時しっくり手になじむ厚みで読んでいます。
(今は、引越のミスで間違ってレキシントンの幽霊を実家に送ってしまったから2冊)
厚みがかわったからといって、感情が変化することはないけれど
ずしっと重い時は、自分がもっと物事を重くとらえようというシグナルだと考えています。
 
そして村上春樹がやっぱり大好きです。
 
 

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