本でも何でも食わず嫌いはよろしくないと最近思っていて、新しい分野に挑戦!
と言ってもこれも好きな作家大沢在昌得意のハードボイルドだった。
テレビで放送された時も気にはなったけどさわりだけ見て趣味じゃないなとすぐに観るのをやめた。
本も芸能人が表紙になってるのを読むのはなんだかミーハーな気がしていまいち乗らない、
でも読むことにした。
この前自分で書いた旅行日程を見て、片道半日かかるんだな~本を片手に旅が出来たら最高じゃない、
そうなると帰ってからも旅の余韻に浸りたいから1冊だとあっという間だし、どうせ読むならシリーズ物!
そこで思い付いたのが「探偵はバーにいる」でした。そんな旅予定無いけどさ
この作家さんを知ってみようと作家紹介を読むと北海道札幌市白石区出身とあるそうだったんだ
映画も札幌が舞台なのはもちろん知ってる、どこまで入りこめるかな。楽しみです。
あと、全く知らない作家さんの本を読もうと思ったのにはもう一つ理由がある。
この前読んだこれ、やっぱりだめだったー
おもしろくなるのは後半も後半、主人公があまりに出来過ぎてなんか、え~ってすぐ現実に戻される。
あと多少のエロはつきものでちょっとそんな雰囲気になったんだけど結局やらず。
主人公はそういう雰囲気になりつつも頭の中で「が、しかし今じゃない」と考えていて
まーそうだよね今じゃないよね、でもやるんだね、まぁそうだよね、なんて思って読み進め
ページ数がどんどん減っていってスカっとする終わりじゃなさそう(焦)といやな感じでさらに読んで
いよいよ最後、結局刑事とはやらないし事件も解決らしい解決じゃないし、何それ!せめてやってよ。
せめての救いの唯一さえ無く、後半の盛り上がりが良かっただけに肩透かしっぷりがすごかった、
ビュンッって音が出そうなくらい。がっかりもすごい。
やっぱり大沢在昌作品の主人公が女性ってのはだめだ。東野圭吾あたりは女性主人公でも構えることなく
読めるんだけどね。軍艦島が良かったからその興奮のまま期待をもって読み進めたのは反省です。
話を戻して「探偵はバーにいる」上映中の「探偵はBARにいる3」
どうせならその原作も読んでしまおうと3冊買う気で手に取るとその3作目の薄いことったら
半分の薄さだった、それでシリーズ1作目と同じ値段(だったかな)とか高いよ。
でも2冊とも読んでおもしろかったら買う。
あっという間に読んでしまったらどうしよう出来るだけゆっくり楽しみます