芝居が終わって部屋に着いたのが午後5時。
夕食何にしようかと冷蔵庫を見ると、挽肉が残っていたので、ハンバーグ。
あと、先日作った菜の花のお浸しが残っていたので、それをオリーブオイルとニンニクのみじん切りで炒めて。
ハンバーグを焼いたフライパンを洗わずに、トマトケチャップ、ウースターソース、醤油、味醂、ブランデーを加えてソースにしました。
あ、頼まれていた仕事、仕上げないと・・・
芝居が終わって部屋に着いたのが午後5時。
夕食何にしようかと冷蔵庫を見ると、挽肉が残っていたので、ハンバーグ。
あと、先日作った菜の花のお浸しが残っていたので、それをオリーブオイルとニンニクのみじん切りで炒めて。
ハンバーグを焼いたフライパンを洗わずに、トマトケチャップ、ウースターソース、醤油、味醂、ブランデーを加えてソースにしました。
あ、頼まれていた仕事、仕上げないと・・・
朝は餅を金網で焼いて、ぜんざい。
オーブントースターで焼くと、上手く焼けないんですよね。
今日は「四代目中村鴈治郎襲名披露 二月大歌舞伎」公演を観に、大阪難波の松竹座へ。
確か、現坂田藤十郎が三代目中村鴈治郎を襲名した時も二ヶ月連続興行でしたっけ。
今日は昼の部を観劇。
1.嫗山姥(こもちやまんば) 岩倉大納言兼冬公館の場
2.銘作左小刀 京人形
3.四代目中村鴈治郎襲名披露 口上
4.傾城反魂香 土佐将監閑居の場
1.と4.は両方近松門左衛門作、しかも夜の部は近松門左衛門作の曽根崎心中で開幕です。
やはり、上方歌舞伎は近松ですかね。
松竹座の前のたこ焼き「くくる」。
えっ、こんなに行列?
松竹座の前。
看板の前に並んでいるのは、休憩時間の弁当の予約の注文取りです。
自分はコンビニで買ってきたお結び3個だけですが・・・
劇場正面の絵看板。
向かって左が夜の部、右手が昼の部です。
今日は京都祇園から舞妓さんが歓迎に来ているようです。
京都南座ではよく舞妓さんを見かけますが、
ここ松竹座では2007年の七月大歌舞伎の時以来です。
先月も紹介した祝い幕。
昼の部の演目三つとも変わった話でしたね。
1.嫗山姥
親の敵を捜している坂田時行という男を尋ね、八重桐という女がやってきます。
この八重桐は元は遊女であって、時行と夫婦になったのだが、仇討ちのために離縁された。
八重桐は時行に、時行の妹が敵討ちを果たしたこと、妹の危機を救ってくれた源頼光が窮地に追いやられているを話します。
すると時行は我が身を恥じて自害してしまうのですが、死ぬ前に、自分の魂を八重桐の胎内に移します。
そして怪力を備えた男の子に生まれ変わって、恩を受けた頼光のために働くと告げるのです。
そこへ頼光の敵方がやってくると、紙子姿だった八重桐はぶっかえり、
それまでのたおやかな女から人間離れした力を備えた怪物に変身し、敵をさんざんにやっつけるのです。
このとき身ごもった子がのちに生まれて、坂田金時…いわゆる「金太郎さん」なんですよね。
確か文楽で2007年の初春文楽にこの演目が出て、
八重桐を遣ったのが蓑助でしたね。
八重桐が変身するときには「ガブ」でしたね。
2.京人形
左甚五郎が心をこめて彫った遊女の京人形。
それに魂が宿って動きだす、という話。
3. 傾城反魂香 俗に言う「吃又(どもまた)」ですね。
里に出た虎は、実は名人狩野四郎次郎元信筆の虎に魂がやどり絵から抜け出た虎でした。
それを絵師土佐将監の弟子修理之助が空中に「龍」と筆で書くと虎は消えてしまう。
その功で土佐光澄の名と免許皆伝の書・筆をあたえられるのです。
一方の兄弟子である吃又、吃りの又平は免許皆伝を与えられない。
そのことを悲観して死を決意する又平。
妻のおとくが手水鉢に墓碑として絵を描くように促し、絵を描くと、
あまりに気を入れたため石を通り抜け、反対側にまで絵が浮き出るのです。
ここであの有名な「「かか。ぬ、抜けた!」という台詞が出るわけです。
その功で又平にも土佐光起の名、免許皆伝の書・筆が与えられます。
どれも、現実には有り得ない状況ですよね。
芝居がはねて、近鉄電車で奈良までもどってきました。
途中に北側に見える大極殿。
部屋に戻るとちょうど日没でした。