朝はそこそこ雨が降っていたのに、昼近くに雨が上がり、いまも雨は降っていません。
部屋に戻ると文楽劇場友の会の会報が届いていました。
9月は「民族芸能公演」ふるさとの人形芝居。
なんだかおもしろそう。
個人的には淡路人形芝居が興味あるけれど、その他も面白そう。
そのちらし。
素浄瑠璃の会が二つ。
ベテラン勢が出演する「文楽素浄瑠璃の会」は8/17土曜日の午後1時から。
う~ん、微妙。仕事を終えてから間に合うか・・・
若手が出演する「若手素浄瑠璃の会」は8/29木曜日の午後1時から。
こちらは余裕ですが、
分絡子浄瑠璃の会のちらし。
上方歌舞伎会。
これは国立文楽劇場の歌舞伎俳優既成者発表会です。
そのちらし。
さて、今月末の文楽公演の三部サマーレイトショーの演目「国言詢音頭」の予習をそろそろ。
この作品は後に歌舞伎で大流行する「五大力物」の先行作品で、文楽では夏狂言としてしばしば上演されていたらしい。
元文2年に大坂曾根崎で起きた薩摩藩士が湯女等五人を惨殺した事件に取材した事件を下敷きにしています。
しかし大正7年御霊文楽座での上演を最後に途絶えていたものを昭和52年に東京国立劇場で復活。
大阪の国立文楽劇場では、自分が観劇を初めてからたった2回、平成12年と平成20年にしか上演されておらず、
平成12年は札幌で勤務していたので観ていません。
なのであらすじももう忘れているんですね。
あらすじがわかったらDVDなどの映像を見て、細かなわからない用語などを調べて行きます。
有名な演目なら予習は特にしません。
たいてい一日の仕事が終わって、寝るまでの間、毎日30分ほどでしょうか。
休日にはあまりしませんね。
僕は浄瑠璃の読書などに目標日々一時間以上とりたいと思っているんですが、実際は正味10分かけてるかどうかです。
趣味道楽といっても、文楽などの古典芸能は、勉強すること自体が趣味道楽のようでないと少しも馴染んでいかないところがあると思います。
なのでこのような趣味をもつ人は、日々勉強する時間をもつようにしてると思うのですが、仕事をもつ我々会社員は、早起きしてとか通勤電車のなかとか、休日に集中してといった苦学になるのではないでしょうか?
参考までに日々または休日の勉強時間や勉強のしかたを教えてください。
関西弁といってもいろいろあって、
文楽の上方弁と奈良弁はまた発音も抑揚も少し違いますが、それでもまだわかりやすいです。
ただ時代でしょう、
「そんなてんごうしてたらあかんよ」
とか
「ほんまごんたさんやなぁ」
などというと、
若い人には「てんごう?」「ごんたさん?」となります。
素浄瑠璃と同じでしょうけど、大夫も三味線も女性です。
今年、その義太夫協会で体験教室に参加して、仮名手本忠臣蔵の終わりに近い段の、裏門から討入りのところの語りを体験させてもらいました。
去年は同じ体験教室で、義経千本桜の寺子屋の段を体験させてもらいました。
浄瑠璃は関西弁がベースのため、僕にはなおのこと難しかったです。
関西の人にはそれだけでも浄瑠璃に近しさを感じるのではないでしょうか。