先に弁当買っておくべきだった、弁当売り切れ。
(こんなに長いことblogやっていて初めてこんな絵文字を使えることを知った)
第二部。
まず「冥途の飛脚」。淡路町の段、封印切の段、道行相合かご
歌舞伎ではこの近松の作品を改作した「戀飛脚大和往來」が出ることが多いですが、
たまにこの原作が出ることがあります。
恋飛脚の方がドラマチックになっていますが、
原作の方が忠兵衛の浅はかさが際立ってしまっていて自分はこっちの方がドラマとしては好き。
この後食事休憩。
弁当を変えなかったのでココイチカレーでささっと済ませて。
さて、次は「檀浦兜軍記」。
もう今はこの「阿古屋琴責の段」しか出ることがありませんね。
恋人の平景清の居場所を探すために、恋人である五条坂の傾城阿古屋を取り調べます。
当然阿古屋は知らないと言いとおすのですが、白状させようと拷問にかけようとする岩永左衛門に代わって、
庄司重忠が阿古屋に琴、三味線、胡弓を弾かせ、その音色が美しいということで、偽りなしということに。
阿古屋を遣うのが桐竹勘十郎。
それぞれの楽器を演奏する左手がどんどん交換されてゆきます。
またその演奏を聴く岩永が、火鉢に挿された火箸で胡弓を弾く真似をするのがちょっと笑える。
そして実際に琴・三味線・胡弓を演奏するのは鶴澤寛太郎。
先日亡くなった人間国宝鶴澤寛治さんのお孫さんです。
次回の4月公演のちらしができていました。
一部が「仮名手本忠臣蔵」の大序~四段目。
二部が「祇園祭礼信仰記」、「近頃河原の達引」
仮名手本忠臣蔵は通しで上演するようで、
7-8月の夏休み文楽公演で五段目より七段目まで、
11月文楽公演では八段目より十一段目までが出るようです。
自分が文楽を観始めてもう30年以上。
この間通しは平成6年、平成10年、平成16年、平成28年のそれぞれ11月公演に出ていますが、
3回に分けての通しは初めて。
そうそう、平成18年には東京の国立小劇場でも通しが出ましたよね。
立派な特設HPができたのを覚えています。
なんとか検索して出てきました。→ 国立劇場開場50周年記念12月文楽公演
そして6月は文楽鑑賞教室。
今年も学生さんで五月蠅くない「社会人のための文楽入門」、外国人のための「Discover BUNRAKU」もあります。
そして「浪曲名人会」。
今一押しの真山隼人さんの出番には間に合いそうにないけれど。
芝居が終って、いつも通り551蓬莱の豚饅を買いに戎橋まで歩いて。
商店街にはえべっさんの飾りつけ。
そして近鉄奈良駅には初春文楽公演の大きなポスター。
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